Date: 6月 25th, 2016
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オーディオと青の関係(その10)

アバドとアルゲリッチがピアノをはさんで坐っている写真。
検索すれば、すぐに見つかる写真。
2014年11月にドイツ・グラモフォンから発売になった、
このふたりによるピアノ協奏曲集のジャケットにも使われているから、
目にされた方も少なくないはず。

青を基調とした、この写真に写っているアバドとアルゲリッチは若い。
1970年代に撮影されたものであろう。

私は、この写真をiPhoneのロック画面にしているから、
一日のうちけっこうな回数見ているけれど、いまのところ他の写真に変えようとは思っていない。
もう一年半ぐらい、この写真のまま使っている。

アルゲリッチは1941年、アバドは1933年生れであるから、
1971年ごろだとしたらアルゲリッチは30、アバドは38ということになる。
もう少し後のことだとしてもアルゲリッチは30代だし、アバドも40前半ごろといえる。

老いを意識しはじめている年齢ではないはずだ。

日本では青は、未熟、若い色として使われることがある。
青臭い、青二才、青女房、青侍、それに青春がある。

写真のふたりはまだまだ若い、といえる。
いまのアルゲリッチの姿、亡くなる前のアバドの姿を知っているだけに、
まだまだ若いではなく、素直に若い、と感じる。
だから青が似合う。よけいにそう思えるけど、このふたりに未熟さは感じない。

だから、この写真の「青」は、何かと何かの狭間にある色のように感じることがある。

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