muscle audio Boot Camp(その1)
昨夜(4月6日)は、muscle audio Boot Campと銘打った音出しの一回目だった。
(audio sharing例会の音出しとしては三回目)
すでに何度か書いてきているように、
ウーファーはアルテックの416-8C、上の帯域を受け持つドライバーはJBLの2441、
ホーンは2397という構成。
アッテネーターはラックスのAS10、
ネットワークは喫茶茶会記で使っている12dBスロープのものを使用した。
アンプ、CDプレーヤーは前回の同じである。
ラックスのD38u、D/AコンバーターにMytekのManhattan、アンプはマッキントッシュのMA2275。
このシステムで何枚かのCDを聴いた後に、アンプは交換する。
audio sharing例会の常連であるAさんが持ってきてくださったFirst WattのコントロールアンプB1、
パワーアンプSIT2に交換する。
B1、SIT2ともに、増幅回路は半導体一石である。
SIT2の出力は10W。
音出しは、first Wattのペアで行うことになった。
つづいてネットワークを私が自作した6dBスロープに変更した。
最初はベークライト板の上にコンデンサー、コイルを配置して……、と考えていたが、
今回はネットワークの実験を行うわけで、そのためにはバラックのほうが都合がいいということもあって、
ベークライト板の使用はやめて、いわゆるバラック状態だった。
なので自作というよりもお手製といったほうがいいかもしれない。
見た目はあまりよくない。
回路もこれ以上部品を省略できないわけで、マニア心をくすぐるとはとてもいえない。
喫茶茶会記の12dBネットワークは800Hzクロスオーバー、
私の6dBネットワークはコイルの値の関係で約710Hzクロスオーバーである。
使用部品も伊良部違っているから、厳密な12dBと6cBの比較試聴とはいえないところもある。
前回の「マッスルオーディオで聴くモノーラルCD」の際に、6dBスロープでやっている。
クロスオーバー周波数もわずかに違うが、ほぼ同じといえる。
だから6dBネットワークの手応えは感じていたが、実際の音の違いはより大きかった。
この状態でCDを数枚聴く。
このままコマかな調整を行うのもいいかなと思いはじめていたが、
一応最初の予定どおりにネットワークの配線を変えることにした。
一般的な並列型から直列型への変更である。
ネットワークを構成する部品はまったく同じ。コンデンサー、コイルの値もとうぜんそのまま。
この音の変化は大きかった。