Date: 3月 16th, 2016
Cate: audio wednesday, マッスルオーディオ
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第63回audio sharing例会のお知らせ(muscle audio Boot Camp)

4月のaudio sharing例会は、6日(水曜日)です。

muscle audio Boot Campと名づけておいて、
単なるオーディオ機器の比較試聴、もしくは単なる音出しでは、Boot Campとは呼べない。

なにかひとつはBoot Campと呼べる内容を盛り込みたい。
どうしようかと考えていた。
もの足りなさを感じさせる内容にはしたくない。

今回のmuscle audio Boot Campは、バイアンプ駆動ではなく、LC型ネットワークでの音出しを最初は考えていた。
けれど、ありがたいことにFirst WattのパワーアンプSIT2が参加する。

となるとマッキントッシュのMA2275はプリ・パワー分離機能をもつプリメインアンプだから、
パワーアンプ部をウーファーに、SIT2をドライバーに割り合てて、
ふたたびバイアンプ駆動でやってみるのもの面白い、と考え直した。

けれど、今回は前回のaudio sharin例会でやったモノーラルの再生装置を、
最低限の器材のプラスによってステレオにするということが趣旨である。

モノーラルからステレオへの移行時代に、もしオーディオをやっていたら……。
私ならどうしただろうか。

バイアンプ駆動はいったんあきらめてLC型ネットワークで鳴らすだろう。
同時に、今回の音出しは、
そこで得られたことを、喫茶茶会記のスピーカーシステムの改善にも結びつくようにもしたい。
となるとバイアンプ駆動よりも、やはりLC型ネットワークということになる。

それにLC型ネットワークにしたほうが、
MA2275とSIT2の比較試聴もじっくりとできる。

喫茶茶会記には、アルテックのシステムを鳴らすための800Hzクロスオーバーの、12dB/octのネットワークがある。
まずこれで音を出す。

このネットワークをひとつの標準として、ネットワークの実験をやってみたい。
クロスオーバー周波数は800Hzにするか、もう少し低い値にするかはまだ決定していない。

決定しているのは6dB/octのネットワークということと、
並列型と直列型の両方を試すことだ。

世の中のほとんどのスピーカーシステムの内蔵ネットワークは並列型である。
並列型ネットワークだからバイワイアリングも可能になる。

直列型のモノは極端に少ない。
新しいところではライドーのスピーカーがそうだった。古いところではアルテックの605Bもそうだ。

6dB/octならば、並列型と直列型を簡単な配線の変更によって切り替えられる。
それに直列型のネットワークは6dB/octがメリットがあるようにも感じている。

個人的には直列型ネットワークで、SIT2で駆動した音にもっとも関心と興味がある。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。

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