Date: 8月 16th, 2015
Cate: 4345, JBL
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JBL 4345(4347という妄想・その2)

4347という、実際にありえなかったJBLのスタジオモニターを想像している。
前回書いたように、18インチ口径のウーファーに12インチ口径のミッドバスの4ウェイ・システム。

タンノイのKingdomも同じ構成なのだが、
Kingdom以前にも、ほぼ同じ構成のスピーカーシステムがあったことを思い出した。
エレクトロボイスのGeorgianである。

Kingdomは4ウェイだが、Georgianは3ウェイ。
コルゲーションのはいった18インチ口径ウーファーとノンコルゲーションの12インチ口径ミッドバス、
このふたつのクロスオーバー周波数は250Hz、
1.5kHz以上はCDホーン型ユニットが受け持つ。

このGeorgianに10kHzあたりでスーパートゥイーターを追加すれば、
JBLの4ウェイ・スタジオモニターとほぼ同じクロスオーバー周波数とユニット構成となる。

エレクトロボイスは古くから4ウェイのシステムを手がけてきている。
GeorgianはII型に改良されている。
III型はなかった。エレクトロボイスがコンシューマー用スピーカーから手を引いたためだろうか。

もしエレクトロボイスがコンシューマー用スピーカーを継続していたら、
タンノイまでもスーパートゥイーターを単体で発売するくらいまで続けていたら、
スーパートゥイーターを搭載したGeorgian IIIが登場したかもしれない。

Georgianと4345の比較、
エレクトロボイスという会社とJBLという会社の比較、
そんなことも考えながら、4347が登場していたら、どんな姿に仕上っていたのかを想像している。

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