Date: 2月 2nd, 2015
Cate: 同軸型ウーファー
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同軸型ウーファー(その2)

まず考えたのは小口径ウーファーと大口径ウーファーを組み合わせた同軸型ウーファーである。
それならば何も同軸型にすることなく、
大口径ウーファーと小口径ウーファーに同じ帯域を受け持たせればいいのではないか。
そう思われるかもしれない。

それでもなんらかの効果は得られるだろうが、
私が、わざわざ複雑な構造の同軸型にしてまで欲しているものは、
どうもそれでは得られないような気がしている。

技術的な根拠が特にあるわけではない。
あくまでも直感にすぎないのだが、
小口径と大口径のウーファーを組み合わせるのは、
大口径ウーファーのもつ、特有の欠点をなくしたいと考えるからである。

15インチ口径のウーファーがある。
そのセンターに4インチ口径ほどのウーファーを同軸上にもってくる。
これが最初に考えた構造である。

それならば15インチ口径ウーファーの前面にフレームをわたして、
そこに4インチ口径のウーファーを取り付ければ、簡易的ではあったも実験できるのでは? となる。

けれどこの構造では4インチ口径のウーファーの背面の音をどう処理するかが問題になる。
バックキャビティを持たせてしまうと、15インチ口径ウーファーの前面を覆い隠してしまう。
これでは無理である。

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