Date: 10月 25th, 2010
Cate: 4343, JBL
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4343とB310(もうひとつの4ウェイ構想・その2)

なぜなんだろう……、と考えてまず浮んだのは、
High Technic シリーズVol. 1にも書かれていること。

フルレンジからはじまる4ウェイシステムでは、最終的に混成部隊となり、音色の統一感においては、
たとえばJBLの純正スピーカーユニットによる3ウェイにはかなわない。

だから帯域の広さではすこし不満を感じながらも、JBL(LE15A+375+537-500+075)でまとめられている。

だが、そのころとSOUND SPACEの発売時とでは、かなり状況が異る。
JBLからはプロフェッショナル・シリーズのユニットも多数用意され、
すでにJBLから4343、4350という4ウェイシステムまで出ている。

ウーファー(2231A)を2本並列使用であれば、4350と同じユニット構成で4ウェイが組める。
なのに、なぜミッドバスがないのだろうか。

しかも、もうひとつの疑問がある。ドライバーが2440ではなく2420だったことだ。

3ウェイで、ウーファーとのクロスオーバーが800Hz、しかもウーファーはダブル。
それに瀬川先生が使われていた3ウェイも375である。
それまでの4ウェイシステムでは、High Technic シリーズVol. 1に書かれているように175DLHを使われていた。

当時のステレオサウンドに載っている瀬川先生のリスニングルームの写真には、
ウーファー用のエンクロージュアのうえに、名残なのか、175DLHが下向きに立っているのが写っている。

ステレオサウンド 27号(1973年)掲載の「良い音は、良いスピーカーとは?」の第4回で、
このJBLの3ウェイシステムについてすこしふれられている。

ウーファーとドライバーのクロスオーバー周波数は700Hz、ドライバーとトゥイーターのあいだは8kHzである。

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