Date: 8月 28th, 2013
Cate: デザイン
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オーディオのデザイン、オーディオとデザイン(整理と省略・その1)

コンビニエンスストアのセブン・イレブンが今年にはいり、
セブンカフェというセルフ式のコーヒー販売を始めている。

レジの横にはコーヒーのドリップマシンが置いてある。
これまで三回ほど利用しているけど、
このドリップマシンのデザインには、どこか違和感をおぼえていた。

今日気づいたことがある。
たとえばカップのサイズが二種類ある。
regularとlargeで、regularは頭文字をとってRと表示されたボタン、
largeは頭文字のLと表示されたボタンが左右に並んでいる。

この配置が、オーディオにおける左(L)チャンネルと右(R)チャンネルと逆になっている。
Rのボタンが左に、Lのボタンが右に配置されている。

スピーカーでいえば、左右チャンネルを間違えて配置しているのと同じになる。

しかもこれだけではなく、セブンカフェのドリップマシンはアイスとホットも選べ、
上段のボタンがホットで、下段のボタンがアイスである。
この部分は色づけされている。
ホットが赤で、アイスが青。つまり上段が赤で、下段が青となっている。

これもオーディオにおけるアンプの端子の配置と逆である。
RCAの入力・出力端子を左チャンネル・右チャンネルを上下にわけて配置する場合、
左チャンネルが上段、右チャンネルが下段となる。

通常、左右チャンネルの色分けは、赤が右で、白または青が左を示す。
つまり白(または青)が上段で、下段が赤が一般的である。
オーディオリサーチだけは、ずっと以前から右チャンネルを上に持ってきているけれど。

つまりセブンカフェのドリップマシンのホットとアイスの色分けも、
オーディオの色分け(左右チャンネルの区別)と逆になっている。

おそらく、セブンカフェのドリップマシンのデザイナーは、
オーディオには関心のない人なのだとおもう。
オーディオマニアであれば、こういうボタン配置、色分けはしないはずだからだ。

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