Noise Control/Noise Designという手法(その1)
2006年10月から、ぼんやりとではあるが考えてきていることがある。
ノイズコントロールということだ。
ノイズ(Noise)は、一般的には、日本語訳では「雑音」になってしまう。
だが雑音と言ってしまうのと、ノイズという言葉のあいだには隔たりがあるように感じてきた。
雑音と言ってしまえば、不要な存在と捉えてしまいがちだが、はたしてノイズは害だけではないはず。
ノイズの存在が、音を良くしていくこともあり得るし、
録音系・再生系で欠落してしまった信号を補えるのも、またノイズの存在である、と直感的に確信している。