audio wednesday (next decade) – 2025
2月のaudio wednesdayは、5日。3月も、もちろん5日。
2月か3月、どちらになるかはまだはっきりとしてないが、
どちらかでフランコ・セルブリンのKtêmaを鳴らせる予定。
Ktêmaを鳴らせる日が来るとは、まったく思っていなかっただけに、
これを書きながら、すでにワクワクしている。
こういう時、ずっと続けてきてよかったと思える。
2月のaudio wednesdayは、5日。3月も、もちろん5日。
2月か3月、どちらになるかはまだはっきりとしてないが、
どちらかでフランコ・セルブリンのKtêmaを鳴らせる予定。
Ktêmaを鳴らせる日が来るとは、まったく思っていなかっただけに、
これを書きながら、すでにワクワクしている。
こういう時、ずっと続けてきてよかったと思える。
audio wednesdayを終えて、いま帰宅したところ。
今日もすんなりいかないところがあった。
今日の最大のネックとなったのは、インターネットの速度の低下。
20時過ぎからいつもと同じ速度に戻ったけれど、それまでは10分の1から20分の1程度であって、
サンプリング周波数が44.1kHz、48kHzだと途切れずに再生できても、
96kHzとかになるとすぐに再生が止まってしまう。
自宅で自分一人で聴いているのであれば、
速度が落ちたから回復するまで待とう、でいいけれど、
こういう会での速度の大幅な低下は、なんともしようがない。
20時過ぎでも192kHzのアルバムだと、一瞬、途切れることもあった。
結局、どこに問題があったのかは不明。
こういうことを書くと、だからストリーミングは……、と思われるかもしれない。
確かにそういう面がないわけではない。
とはいえこれからもTIDAL、Qobuzを使っていく。
明日(1月8日)、またJBLの4343を鳴らせる(聴いてもらえる)。
11月の会で鳴らして感じたことは、
4343を久しぶりに聴いた(鳴らせた)よりも、
来てくれた人たちに聴いてもらえた、ということだった。
私にとって4343は、あの時代、そしてけっこうな時間が経った後でも聴く機会は割とあった。
けれど全ての人がそうではないわけで、
11月の会で初めて4343を聴いた人、
聴いたことはあるけれど、きちんと聴いたのは今回が初めて、
そういう人がいての「聴いてもらえた」である。
4343は何度も鳴らしたいスピーカーなのは、組み合わせる機器によって、
鳴らし方によって、さまざまな表情を見せてくれる。
しかも、それほど高価な機器との組合せでなくとも、
意外とけっこう鳴ってくれる。
だから今回はあえてゴールドムンドを選んだ。
開始時間は19時。終了時間は22時。
開場は18時からで、19時までリクエストタイム。
会場の住所は、東京都狛江市元和泉2-14-3。
最寄り駅は小田急線の狛江駅。
参加費として2,500円いただく。ワンドリンク付き。
大学生以下は無料。
今日、8日のaudio wednesdayで使うゴールドムンドのMimesis 9.2を搬入してきた。
当日だと、JBLの4343の搬入もあるし、
時間的にも重量的にも大変なことはわかっていたので、前々日搬入にした。
Mimesis 9.2を貸してくださるひとのとこらから狛江までの移動で思っていたのは、
フロントパネルにあるハンドルの冷たさだった。
しばらく鳴らしていない(電源も入れられていない)うえに、
部屋の片隅に置かれていて、この時期ということもあって、
予想していた以上に、筐体が冷え切っていた。
Mimesis 9.2のハンドルはかなりボリュウムのあるつくりだから、
一度冷えてしまうと、すぐにあたたまることはない。
移動のため持っていると、重さよりも手が冷たい方がちょっとつらかった。
4343を、この時代のゴールドムンドのアンプで鳴らした音は聴いたことがない。
ステレオサウンドにいたころは、薄型のセパレートアンプのからだった。
スイスフィジックスのアンプをベースにしていたモノで、
その音を聴いて、
スイスのエスプリ(ソニーのブランドのこと)という印象を持ったものだった。
その後、ゴールドムンドのアンプを聴いたのは、早瀬文雄さんのリスニングルームで、スピーカーはアコースティックエナジーのAE2だった。
この時はMimesis 8だった。クレルの同時期の、同価格帯のアンプも一緒に聴いている。
Mimesis 8からクレルにかえた音に二人でびっくりしていたことを思い出す。
この時は、クレルが良かった。
Mimesis 8に戻す気も起きないほど、クレルが良かった。
にも関わらず、今回はゴールドムンドで鳴らしたい、と思ったのに、
特に理由があるわけではない。
でも鳴らすまでもない、とは思わなかった。
そう思っていたら、わざわざ運んだりはしない。
とにかく聴いてみたい(鳴らしてみたい)と思ったから、
借りてきたわけだ。
どんな音で鳴るのか、想像できるところとそうでないところがある。
当日の音がどちらに振れるかは、鳴らして初めてわかる。
1月8日のaudio wednesdayは、ふたたび鳴らすJBLの4343で、
11月の会と違うのは、エラックのリボン型トゥイーターを足すことの他に、
パワーアンプもクレルのKSA100からゴールドムンドのMimesis 9.2へとかわる。
この時代のゴールドムンドのアンプで4343が、どんなふうに鳴ってくれるのか。
D/AコンバーターはメリディアンのUltraDACだから、その相性も含めて、
多少の不安はあるものの、楽しみの方が何倍もまさっている。
今回の4343も宇都宮のHさんが運んで来てくれる。
それだけでなくクレルのKMA100も持ってきてくれるので、
比較試聴も予定している。
2025年のaudio wednesdayは、数人の方に選曲をお願いする。
12月のHさんの選曲による現代音楽は、好評だった。
私も面白く聴いていた。
いまのところ、二人の方に声をかけている。
やってもらえそうだから、楽しみにしている。
まずは好きな音楽をかけてもらうわけだが、
回を重ねていくにつれて、同じテーマでどういう選曲をされるのか、
それも、やってみたいと考えている。
1月8日のaudio wednesdayでは、JBLの4343をふたたび鳴らすわけだが、
アンプはまだ決まっていない。
D/Aコンバーターは、11月の会と同じくメリディアンのUltra DACである。
以前、別項で書いているように、
Ultra DACの、私の中での位置づけはEMTの930stである。
だからこそ今回もUltra DACとなる。
930stの上には927Dstがあった。
930stも、優れた音のプレーヤーなのだが、
927Dstを一度でも聴いてしまうと、その違いに驚くだけでなく、
なんとしてでも927Dstを、という気持になってしまう。
930stの上には、トーレンスのリファレンスもあった。
これらを聴いてしまうと、930stが少しばかり色褪せてしまう。
だから20代の私は、かなり無理をして927Dstに行ってしまった。
そうして、いま思うのは、930stの良さである。
その良さに共通するものをUltra DACにも感じる。
Ultra DACも高価なD/Aコンバーターだが、
その倍どころか、十倍以上するD/Aコンバーターも登場してきている。
Ultra DACよりも高性能なD/Aコンバーターは、ある。
それでも930st的D/Aコンバーターとなると、
私にとっては、いまのところUltra DACのみである。
瀬川先生は長いこと930stを使われていた。
だから思うことがある。
瀬川先生がUltra DACを聴かれたら──と。
その答を探っていくためにも、今回もUltra DACが必要になる。
告知しているとおり、
来年1月のaudio wednesdayでは、JBLの4343を鳴らす。
いま考えているのは、一曲目のこと。
11月の4343の時には、コリン・デイヴィス指揮のストラヴィンスキーの「春の祭典」をかけた。
1月の会では、また「春の祭典」でも面白いと思いながらも、
2025年の最初の曲でもあるから、考えている。
1月に最初にかける曲は、2025年の一曲目でもある。
12月の最後にかけるきは、2025年をしめる曲でもある。
この二曲の間に、さまざまな曲をかける。
同じ曲をかけることもある。
今年の12月の会のように、選曲を誰かに任せることもある。
そうやって、いろんな曲を、来年もかけることになる。
2025年は、何曲かかけることになるのか。
そんなことを思いながら、一曲目を考えている。
1月8日のaudio wednesdayは、ふたたびJBL 4343を鳴らす。
audio wednesday 序夜は1月10日だった。
瀬川先生の誕生日でもあった。
今年は8日だけれど、瀬川先生が生きておられたら90歳。
なので4343を鳴らす。
また4343を鳴らせるのだから、とにかく嬉しい。
今回は、エラックのリボン型トゥイーターを加える予定でもある。
1月10日の序夜から始まったaudio wednesday。
序夜での一曲目は、
ピーター・ガブリエルの
“Biko [Live At Blossom Music Centre, Cleveland]”。
12月4日、audio wednesday 十一夜での最後の曲は、
グラシェラ・スサーナの「人生よ ありがとう」。
“Biko [Live At Blossom Music Centre, Cleveland]”で始めて、
「人生よ ありがとう」で終えられて、
私は、これでよかった、と思っている。
今日のaudio wednesdayのテーマは現代音楽だが、
18時から19時までの一時間は、グラシェラ・スサーナだけをかける。
Qobuzにするか、CDをリッピングしてUSBメモリーで持っていくか、
どちらかにするつもりでいたが、LPにする。
アナログディスクで、一時間、グラシェラ・スサーナを聴いてもらう。
10月に行う予定だった今回のテーマ。
二ヵ月おくれてやっとできる。
選曲は常連のHさんに任せてしまったけれど、
BOSEの901にエラックのリボン型トゥイーターを組み合わせるだけでなく、
後半からはセンターチャンネルを足すつもりでいる。
使用機材をあげておく。
Speaker System: BOSE 901 Series V
Super Tweeter: ELAC 4PI PLUS.2
Control Amplifier: Marantz Model 7, McIntosh C22
Power Amplifier: Accuphase A20V, McIntosh MC275
D/A Converter: Meridian 218
Streamer: Meridian 210
マッキントッシュのMC275だけでなく、C22も使う。
ただしC22は、まだメンテナンスされていないので、
当日試してみて不調ならば取りやめだが、
うまくいけばセンターチャンネルのスピーカーには、
ウェストレックスの757Aを鳴らす。
どんな音になるのか、非常に楽しみだ。
開始時間は19時。終了時間は22時。
開場は18時から。
会場の住所は、東京都狛江市元和泉2-14-3。
最寄り駅は小田急線の狛江駅。
参加費として2,500円いただく。ワンドリンク付き。
大学生以下は無料。
一週間後のaudio wednesdayは、告知しているように、
BOSEの901 Series Vで現代音楽を聴く(鳴らす)。
そのことに変更はないが、開始までの約一時間は、
グラシェラ・スサーナを鳴らすつもりでいる。
11月の会では、18時から開始時間の19時までの一時間を、
リクエストタイムにあてた。
今回もそうする予定でいたが、グラシェラ・スサーナが亡くなったので、
この時間は私のわがままを通して、スサーナだけの一時間とする。
なので12月の会ではリクエストはなしとなる。
12月のaudio wednesdsyでは、
BOSEの901 Series VをマッキントッシュのMC275で鳴らすわけだが、
その理由は何度か書いているのでここでは省略するが、
昨日の、BOSEがマッキントッシュ・グループを買収したことには、
少々びっくりした。
オーディオ・ブランド(会社)も、買収されることはわりとある。
今回のようにニュースとして報道されることもあれば、
ひっそりと買収した(された)ことも少なくない。
だから、あのブランドとこのブランド、同じ系列だったのか──、
そんなふうに驚く人もいるだろう。
今回の買収そのものについては語らないが、
12月の会で組み合わせようとしていたBOSEとマッキントッシュが、
このタイミングで同じ会社になるとは、まったく予想していなかったし、
世の中、いろいろなことが起こるものだ、と思っているところでもある。
BOSEの901が、限定で復活する。
BOSEのInstagramには、”limited to 12 custom”とある。
ある日本語のサイトでは、限定12台と伝えているけれど、
それだと限定6ペアとなってしまうから、限定12ペアではないかと思うのだが、
どちらにしてもわずかな数の復刻モデルとなる。
なので実物を見ることも聴くこともないだろう。
そんなごく限られた復活であっても嬉しく思う反面、
発表された写真を見ると、なんなんなんだろうな……、と思ってしまう。
なので12月のaudio wednesdayで鳴らす901 Series Vが、
よけいにカッコよく見えてしまう。