Archive for category 会うこと・話すこと

Date: 12月 14th, 2014
Cate: 会うこと・話すこと

会って話すと云うこと(その5)

ロンパーチッチは開店三周年ということだった。
若い店主による、明るい雰囲気のジャズ喫茶である。
店内には書棚がふたつあった。

片側の書棚には菅原正二氏の「聴く鏡」があった。
もうひとつの書棚には岩崎先生の「オーディオ彷徨」(復刊のほう)があった。

ジャズ喫茶華やかなりしころのジャズ喫茶のイメージをもって行く人には、
ものたりないと感じるかもしれないが、私はいい感じの店だと思っている。

二軒目のライオンは、参加している人のリクエストがあった。
ここは多くの人が知っている店。
JBSとライオンは近い。

かけている音楽、店の雰囲気、オーディオ機器はずいぶんと異る。

ロンパーチッチとライオンは今回が最初ではなくひとりで行ったことがあったが、
JBSは今回が初めてだった。
店の評判をすこしは聞いていた。

JBSにいて感じたのは、ロンパーチッチの店主とJBSの店主。
歳の差はけっこうあるのだろうが、雰囲気が似ているように感じた。
ロンパーチッチの店主がJBSの店主ほどの年齢になると、こんな感じになるのかな、と思っていた。

最後のナルシスは、喫茶茶会記の店主、福地さんのすすめだった。

ナルシスに関しては何も知らなかった。
場所的にはすごいところにある。
こんなところに……、と誰もがおもうところにある古びた雑居ビルの二階にナルシスはある。

Date: 12月 14th, 2014
Cate: 会うこと・話すこと

会って話すと云うこと(その4)

昨日(12月13日)は、ジャズ喫茶・名曲喫茶めぐりをやった。
毎月第一水曜日に四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記でおこなっているaudio sharing例会で、
ジャズ喫茶、名曲喫茶のことが話題になった。

それでは、みんなでそれらをまわろうということになり、
10月下旬に予定したのが延び延びになり、昨日になった次第。
12月になったこともあり、ジャズ喫茶・名曲喫茶巡りのあとは忘年会ということにもなった。

廻った店は四軒。
最初が中野にあるロンパーチッチ、次が昔から知られている渋谷のライオン
渋谷ということでライオンの次にはJBSに行った。
最後は新宿・歌舞伎町にあるナルシスだった。

最初にロンパーチッチを選んだのは、中野にあったからである。
中野駅北口には1970年代前半に、ジャズ・オーディオがあった。
岩崎先生がやられていた店だ。

ジャズ・オーディオがはいっていたビルは、名前は変っているがいまもある。
このビルを、スタート地点としてジャズ喫茶・名曲喫茶めぐりをやりたいという私の勝手なおもいからである。

ロンパーチッチはジャズ・オーディオがはいっていたビルから徒歩五分ほどのところにある。
ほぼまっすぐ北に向えばある。
スピーカーは、JBLのD130と075をおさめたモノ。

偶然なのだろうが、中野でD130ということが、また嬉しい。

Date: 9月 6th, 2013
Cate: 会うこと・話すこと

会って話すと云うこと(その3)

四谷三丁目の路地裏にひっそりとあるジャズ喫茶、喫茶茶会記。
店の奥に、大小ふたつのスペースがあり、おもに小さなスペースの方で毎月第一水曜日に、
audio sharingの例会をやっている。

つまり私にとって、最低でも月一回は人と会ってオーディオ、音楽のことを話すことになる。
話していると気づくことがある。

今回もいくつかあって、その中のひとつは驚き、とまではいかないものの、
こんなにも捉え方が違ってくるのか、というおもいがした。

ある人のブログに、アナログプレーヤーの調整を六時間かけておこなった、という記述があったそうだ。
私はその人のブログを知らないから読んではいない。

そのことを話してくれた人は、アナログプレーヤーの調整に六時間かけた、
ということに、ブログを書いている人のことを、プロだなぁ、と思った、ということだった。

前後の文章を私は読んでいない。
アナログプレーヤーの調整に六時間かけた、ということだけから、そんな私が思うことは、
この話をしてくれた人とは反対のことで、熱心なアマチュアの方だなぁ、だった。

アナログプレーヤー調整に六時間かける──、
このことをひとりはプロのやることだ、と受けとめ、ひとり(私)はアマチュア的だ、と受けとめる。
正反対の感じ方をしている。

ブログを書かれている人が、どう思って書かれたのかはわからない。
でも、確実にいえるのは、読み手によって受けとめ方がまるで違うことがある、ということだ。

Date: 6月 18th, 2009
Cate: 会うこと・話すこと

会って話すと云うこと(その2)

以前書いたように、早瀬さんとだけでなく、傅さんとも、今年はよく電話で話している。
なのに直接会って話す。かならずしも、そこで出てくる話は新しいことばかりではない。
電話で話したことをくり返す。何度かくり返し話すことがある。

時間の無駄と思う人もいてもいいが、私は、くり返し口から自然と出てくる言葉は、
なにかわけがあって、くり返すことですこしずつはっきりとくっきりと、
輪郭が描かれていくようにも感じている。

くり返しといえば、昨夜の話の中でも「ルーティンワーク」という言葉が出た。
いい意味で使われたわけではない。
けれど、ルーティンワークがそういうふうに受けとられがちなのは、
日常生活の中でくり返すことで、安易に馴れてしまい、悪い意味で要領よくなってしまい、
いつのまにか楽をしたいがために手抜きができるところは、いつのまにか、
ときには無意識のうちにそうしてしまうおそれがある。

「細部に神は宿る」と、よく言われるように、ルーティンワークにおいて決して手を抜くことなく、
細部に、隅々にまで神経を行きとどくようにしていれば、ルーティンワークは必ず何かを生み出していくはずだ。

Date: 6月 18th, 2009
Cate: 会うこと・話すこと

会って話すと云うこと(その1)

17日は、傅さん、早瀬さん、友人のAさんとKさんの五人で集まって、食事をしながら、あれこれ話していた。
終電ぎりぎりまでそんなことをやっていたので、帰宅したのは、もう18日に、とっくになっていた。
だから、ひとつ前のブログは、日付こそ、17日になっているけど、
実は、これを書く、ほんのすこし前に書いたところ。

早瀬さんは、この集まりのためだけに、わざわざ京都から来られた。
早瀬さんとは、よく電話で話している。
16日も、かなりの時間話していたし、日曜日も長電話だった。
まぁ、とにかくよく話している。それでも、こうやって顔を合わせて、
しかも傅さん、Aさん、Kさんが加わると、よく話すことがあるなと思うくらい、なんだかんだと話していた。

電話は便利だし、メールはさらに気楽という面も加わり、ついつい使ってしまう。
人と会うためには、移動の時間も必要になる。これを億劫と思う人がいるのも理解できなくはない。

メールで済むのに、電話で済むのに、と思ってしまったら、
その人とのコミュニケーションは、わずかずつではあるが、確実に希薄になっていくだろう。

自分の時間を大切にするということは、心の贅沢なのかもしれない。
けれど言いたい、人のために時間を割くことこそ、心の贅沢だと。