the Review (in the past) を入力していて……(その37)
こんなふうに思いはじめていただけに、この春、早瀬さんと、
JBLの4341 をいま鳴らすとしたら、どんな組合せにするか、どんなアンプをもってくるか、
電話で話していた時、当時のパワーアンプ、SAEのMark 2500やGASのAmpzillaで鳴らすのも、
おもしろいだろうけど、スピーカーという難物を駆動することにかけては、
確実に、現代のよく出来たパワーアンプほうが、過去のアンプよりも優れている。
そんな、現代の優れたパワーアンプのなかから、何を選ぶか。
人の個性を表立って感じさせないブランドのモノを選ぶのも、
ヴェテラン・エンジニアの手によるモノ、
クレル、パスラボ、ジェフ・ロゥランドDGといったブランドから選ぶのも、人それぞれだろう。
早瀬さんが、DD66000のために、クレルとウエスギアンプという、
日米の、ヴェテランエンジニアの手によるアンプを導入されたことを意外に思う人もいるかもしれないが、
私は、すごく納得できるし、興味深く思っている。