Date: 2月 10th, 2025
Cate: ショウ雑感
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インターナショナルオーディオショウの音(その6)

インターナショナルオーディオショウは、金土日の三日間開催される。
各ブースへの搬入は前日で、セッティングも前日に行われる。
これを1997年から毎年くり返し行っているわけだ。

前日搬入を含めての四日間は短いのか。
私は十分な時間だと思っている。

しかも何人ものスタッフがいて、機材に関してもかなりのモノが用意できている。
ケーブルなどの周辺機器に関しても、そうだ。

それに同じブースで、長年やっている会社もある。
どこにスピーカーを置いたらいいのか、
機材のセッティング全般に関しての積み重ねがあるはず。

なのに、エソテリックやアーク・ジョイアのようなブースがある。
他にもあるわけだが、なぜ? と思う。

別項で、あるオーディオ店でのKtêmaが冴えない音から脱しきれなかったのも、
インターナショナルオーディオショウで冴えない音しか出せないのも、
制約を排除し過ぎているからかもしれない、とすこばかり思う。

audio wednesdayをやっていると、毎回、オーディオショウは恵まれているし、
楽な面もけっこうあるな、と思う。

四谷三丁目の喫茶茶会記でやっていたときも、
昨年からの狛江に移ってからでも、当時に搬入して、
ソファなども移動して、それからセッティングが始まる。

用意できるオーディオ機器も、オーディオショウやオーディオ店とは違い、
限られた中でなんとかするしかないわけで、
制約は時間的なことを含めて、少ないとは言えない中でやっているから、
身につくこともある。

オーディオショウもオーディオ店も、恵まれているいろんなことに頼りすぎているのではないか。

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