Date: 6月 25th, 2024
Cate: アナログディスク再生
Tags:

私にとってアナログディスク再生とは(SME 3012-R Special・その4)

自転車(ロードバイク)のフロントフォークも、
いまやストレートフォークばかりになっている。

ストレートフォークを最初に採用したのは、
イタリアのコルナゴのはず。
1990年代の半ばごろから登場してきた、と記憶している。

ストレートフォークが登場したばかりのころ、あんまり美しくないなぁ、と思っていた。
それまでのロードバイクのスタイルとのあいだに違和感を覚えていた。
なんだろう、この違和感は……、と、
なぜそう感じるのだろうか、
とあれこれ考えていた時期があった。

従来の、先端がカーヴしているベンドフォークは、
いまでは限られたモデルのみである。

いまではストレートフォークであっても、登場まもないころの違和感は、ほとんど感じなくなった。
こちら側が慣れてしまっただけなのかそう思うことはない。

ベンドフォークのロードバイクを見ると、
やっぱりベンドフォークだ、と思うからだ。

ストレートフォークのロードバイクは、乗ったことがない。
乗れば、やっぱりストレートフォークだな、と、
ころっと変ってしまうかもしれないが、
そうなったとしても、ベンドフォークは美しい。
このことにかわりはない。

プロの自転車乗りならば、勝利が求められているのだから、
どちらが美しい、とかは関係ない。
勝てる機材としてのロードバイクであって、
そのためのストレートフォークなのだろう。

細身のベンドフォークと3012-R Special。
決して懐古趣味からそう感じるわけではない。

Leave a Reply

 Name

 Mail

 Home

[Name and Mail is required. Mail won't be published.]