Date: 4月 16th, 2024
Cate: 音楽の理解, 音楽性
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「音楽性」とは(を考えていて思い出したこと・その6)

レコード芸術の、1980年代後半の名曲名盤で、
ディーリアスの管弦楽曲集のところで、黒田先生が書かれていたことをおもいだす。

黒田先生は、ビーチャム、バルビローリ、マリナーの演奏(録音)に点を入れられていた。
手元に、もうその本はないので正確な引用ではないが、
ビーチャム、バルビローリ、マリナーの順に録音はよくなるが、
演奏の味わいは、録音がよくなっていくことと比例しない──、と。

1980年代はディーリアスの録音は少なかった。
そのなかで、ビーチャム、バルビローリ、マリナーは、
それぞれの時代の代表的な演奏といえたけれど、
黒田先生のいわれたことは、たしかにそうだ、と感じるところがある。

演奏の味わいとは、そのことについて、短いコメントのなかでは説明されていないが、
演奏の味わい、これだけで黒田先生がいわんとされたことは伝わってくる。

ここで、演奏の味わいは、音楽性と置き換えられるのか。

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