Date: 3月 19th, 2024
Cate: 現代スピーカー
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アクティヴ型スピーカーシステム考(その9)

(その8)で、以前のステレオサウンドのベストバイでは、
価格帯という区分けはなかった、と書いた。
47号まで、価格帯は設けられていなかった。

なぜ、設けるようになったのか。
そして、いまもそのままなのか。

もちろん時代の変化によって価格帯の分け方に変化はあるが、価格帯は以前として残っている。
価格帯は設けた方がいいのか。

ないほうがいい、と私は考えている。
なのに、価格帯をいまも続けているのは、
一番の数(機種)を増やすためであろう、と思っている。

価格帯を分けなければ、
たとえばスピーカーシステムでもっとも点数(星)を集めたモデルは一機種となる。
同じ星の数ならば、二機種になったりするが、基本的には一機種しかない。

それが価格帯を設けることで、スピーカーシステムの一番が、
価格帯の数だけ増えることになる。
そうなれば、喜ぶメーカー、輸入元が増える。

ウチのスピーカーシステムが、ベストバイで一番になった、と。

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