Date: 10月 28th, 2022
Cate: ショウ雑感
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2022年ショウ雑感(その13)

インターナショナルオーディオショウに行ってきた。
コロナ禍のため事前予約が必要であり、
初日が1000人、二日目、三日目が2000人という入場者数の制約があったので、
いちばん少ない人数の今日を選んでのことだ。

空いていた。
このくらいだといいなぁ、と思いながら会場を上の階から順番にまわっていた。

オーディオ評論家がデモをやっているところは避けつつ、
満遍なくすべてのブースの音を聴くつもりだんたのだが、
ヤマハのブースは人気があって、入場制限があって入れなかった。

そうやって聴いてきたブースで印象の残っているのをいくつか書いておく。

まずリンのブース。
リンは毎年二つのブースを使っている。今年も同じである。
リンのトータルシステムが鳴っている。これも毎年同じ。

リンのブースを出て、隣りのリンのブースに入る。
鳴っていた曲は、さっきまで聴いていた曲で、
それも同時に同じ曲を二つのブースのシステムで鳴らしているようで、
システムのグレードによる音の違いが、はっきりと聴くことができる。

いつもそうなのかはわからないが、私が入った時はそうだった。
このやり方は、これからも続けてほしい。

今回、音で驚いたのはアッカのブースだった。
YGアコースティクスの小型スピーカーが鳴っていた。

ちょうど真ん中の席で聴くことができた。
YGアコースティクスのスピーカーの音は、毎年聴くたびに感心する。

その感心の度合は、今年の小型スピーカーがいちばん大きかった。
別項で「見える音」、「見るオーディオ」について触れているが、
まさしくYGアコースティクスの小型スピーカーは、そういう音だった。

アッカのブースを出た後、価格を確認したら、けっこうな値段だ。
これだけの音が鳴って当然といえばそうなのだが、
それでもオーディオ的好奇心を高く満たしてくれる音であるのは確かだ。

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