Date: 7月 26th, 2022
Cate: High Resolution
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MQAのこと、グレン・グールドのこと(その6)

TIDALでMQAで、グレン・グールドを聴いていると、
以前書いていることなのだが、ハミング(鼻唄)が自然な感じで聴こえてくる。

ずいぶんと聴いてすみずみまで知っているつもりだったのに、
MQAで聴いて、ここでのハミングはこんな感じだったのか、と気づくことがある。

一ヵ月ほど前、モーツァルトのピアノ・ソナタ第十番 K.330を聴いていた。
第十一番 K.331はすでにMQAで何度も聴いてたけれど、
K.330をMQAで聴いたのは、一ヵ月前が初めてだった。

グールドのK.330は、とにかく速い。
グールドのK.331は、評価が高いけれど、K.330はそれほどではない。

ひさしぶりにグールドのK.330を聴いて、こんなにも速かったっけ? と感じたほど。
でも聴いているうちに、ほんとうに速いのだろうか、と思うようになってきたのは、
グールドの鼻唄が、じつにゆったりした感じで聴こえてくる。

以前聴いた時には、そのことに気づいていなかった。
演奏が速ければ鼻唄も速い、とつい思いがちになるのだが、そうではない。
意外だっただけでなく、
グールドにとってのテンポとはなんなのだろうか、とも思っている。

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