Date: 9月 17th, 2020
Cate: Friedrich Gulda
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eとhのあいだにあるもの(その6)

地球(earth)の中心には、artがある。
eとhのあいだにartがある。
eとhのあいだは、アルファベット順だと、fg(FG) 。
つまりは、fg = art。

FGといえば、私にとってはFridrich Gulda(フリードリヒ・グルダ)。

こじつけである。
そんなことを(その1)で書いたのは、十一年前。

そしてグルダの平均律クラヴィーア曲集のリマスター盤(CDとLP)が出たのが、五年前。
いまも聴いているグルダの平均律クラヴィーア曲集は、このリマスター盤(CD)だ。

ピアノで弾かれた平均律クラヴィーア曲集ならば、
私はリヒテル、グールド、グルダがあれば、いい、というのは私の本音である。

内田光子、アルゲリッチの平均律クラヴィーア曲集を聴いてみたいが、
録音してくれるのかどうかは、わからない。

リヒテル、グールド、グルダの平均律クラヴィーア曲集で、
グルダのだけSACDが出ていない。

SACDでなくてもいい、MQAで出ないのか、と思っていた。
今日届いたタワーレコードからのメールに、
グルダの平均律クラヴィーア曲集のSACDハイブリッド盤が、10月に発売になる、とあった。

タワーレコードの独自企画である。
グルダ没後20年、生誕90年の今年に、平均律クラヴィーア曲集がSACDで、というのは、
ほんとうにうれしいかぎりである。

平均律クラヴィーア曲集だけでなく、ベートーヴェンのディアベリ変奏曲も出る。

タワーレコードのサイトには、
「クリストフ・スティック氏からのメッセージとマスタリング詳細」が公開されている。
そこには、
《そのアナログ信号DSDとPCMの2つの音源へと分割・変換されています。ネイティヴDSD音源(DSD64­­­_2.8224Mhz)は、それ以上、一切手を加えることなく、SACDレイヤーに採用されています。96khz 24bitのPCM音源はハイレゾ音源用に使用されます。》
とある。

ということは、96kHz、24ビットの配信も行われるということだろう。
MQAでの配信も期待していいのだろうか。

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