オーディオ機器を選ぶということ(プリメインアンプの場合・その4)
先に書いてしまうと、
購入したのはヤマハのA-S2100である。
製造中止になっているが、秋葉原のヨドバシのアウトレットコーナーには、
A-S2100、A-S1100、どちらも複数台あった。
アウトレットだから、いうまでもないが中古ではない。
けっこう安くなっている。
しかもヨドバシだから、10%のポイント還元がある。
現行製品の新品ならば、A-S2100は予算オーバーとなるが、今回はそうではない。
予算内におさまり、それだけでなく、プリメインアンプらしいプリメインアンプである。
フォノ入力もMM型だけでなくMC型にも対応している。
トーンコントロールもついている。
リモコン操作もできる。
そんなもの必要ない、というオーディオマニアもいようが、
今回、プリメインアンプを買う人は、くり返すがオーディオマニアではない。
テレビも接続するわけだから、
A-S2100のようなプリメインアンプらしいプリメインアンプが望ましい。
それが製造中止になっていたおかげで、予算といういちばん重要な条件も満たせた。
もちろん他の機種も見てもらった。
A-S2100のデザインが気に入った、ということも、購入につながっている。
ヨドバシのアウトレットコーナーに、A-S2100があるとは思っていなかった。
なにかいいモノがあればいいなぁ、ぐらいの期待だっただけに運が良かったといえる。
以前ならば、秋葉原に行ったら、数軒のオーディオ店をまわって、ということになったはずだ。
選択肢が多かった時代ならば、そういう買い方をしたはずだ。
そのころにはヨドバシのような大型量販店は、秋葉原にはなかったし、
大型量販店も変化してきているから、
大型量販店でオーディオを買う、ということに、私は抵抗はない。
もちろんすべての大型量販店がそうだ、とはいわない。
少なくともヨドバシで買うことに抵抗はないから、
今回、最初からヨドバシに行ったわけである。
選択肢も減った、
買い方も変った。