Date: 8月 12th, 2019
Cate: High Resolution
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MQAのこと、SL-G700のこと

8月23日に、テクニクスのSL-G700が発売になる。
数ヵ月に発表になっていた製品なので、製品の内容そのものについては省くし、
音も聴いているわけではないので、SL-G700そのものについて書くわけではない。

テクニクスは、ご存知のように小川理子氏を前面に打ち出している。
うまく利用している、ともいえる。
そのためだろう、オーディオ関係のサイトだけでなく、
いろんなニュースサイトでも、テクニクスが新製品を発表すると取り上げてくれる傾向がある。

SL-G700も発売が近づいているから、オーディオ関係のサイトはもちろん、
オーディオとは関係のないニュースサイトでも紹介されている。
昨日も今日も、そういうサイトをみかけた。
Googleで検索してみると、まだ他にもあった。

SL-G700はSACDも再生できる。
そのことよりも、私がここでSL-G700に関することを書いているのは、
MQA対応であるからだ。

つまり、オーディオに強い関心を持っていない人の目にも、
SL-G700のことは留ることだろう。
とすれば、MQAということにも、当然目が留る。

MQAについて、SL-G700のニュースを読んだからすぐに理解できなくとも、
少なくともMQAの存在を知ることにはなる。

7日にはワーナーミュージックからMQA-CDが発売になった。
秋にはユニバーサルミュージックからも、またMQA-CDが出る。

こうやってオーディオマニア以外の人たちにも、
MQA、MQA-CDのことが知られるようになってくることを期待できる。

この一点だけで、SL-G700の登場を歓迎したい。

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