MQAのこと、SL-G700のこと
8月23日に、テクニクスのSL-G700が発売になる。
数ヵ月に発表になっていた製品なので、製品の内容そのものについては省くし、
音も聴いているわけではないので、SL-G700そのものについて書くわけではない。
テクニクスは、ご存知のように小川理子氏を前面に打ち出している。
うまく利用している、ともいえる。
そのためだろう、オーディオ関係のサイトだけでなく、
いろんなニュースサイトでも、テクニクスが新製品を発表すると取り上げてくれる傾向がある。
SL-G700も発売が近づいているから、オーディオ関係のサイトはもちろん、
オーディオとは関係のないニュースサイトでも紹介されている。
昨日も今日も、そういうサイトをみかけた。
Googleで検索してみると、まだ他にもあった。
SL-G700はSACDも再生できる。
そのことよりも、私がここでSL-G700に関することを書いているのは、
MQA対応であるからだ。
つまり、オーディオに強い関心を持っていない人の目にも、
SL-G700のことは留ることだろう。
とすれば、MQAということにも、当然目が留る。
MQAについて、SL-G700のニュースを読んだからすぐに理解できなくとも、
少なくともMQAの存在を知ることにはなる。
7日にはワーナーミュージックからMQA-CDが発売になった。
秋にはユニバーサルミュージックからも、またMQA-CDが出る。
こうやってオーディオマニア以外の人たちにも、
MQA、MQA-CDのことが知られるようになってくることを期待できる。
この一点だけで、SL-G700の登場を歓迎したい。