アナログプレーヤーの設置・調整(シェルリード線試聴会・その1)
中央線・高円寺駅から徒歩数分のところにEADレコードというレコード店がある。
今日、そこでシェルリード線の試聴会が行われるのが、来ませんか、という誘いがあった。
出掛ける用事もあったし、時間も用事が済んだころからだったので、
17時からの試聴会に行ってきた。
高円寺は気が向いたら途中下車することはある。
それでも北口、南口も、阿佐谷よりのほうには行っても、
中野よりにはほとんど行ったことがないなぁ、と思いつつ、ESDレコードをめざす。
このへんを歩くのは初めてである。
EADレコードは、もう20年以上やっているそうだ。
今回試聴できるシェルリード線は、Koike Lines製のモノ。
純銀線0.1mm/7本
OFC線0.08mm/16本
OFC線0.08mm/24本
OFC線0.08mm/56本
この四種類の比較試聴会だった。
30年以上前は、シェルリード線の比較試聴はやっていたけれど、
もうとんとやっていない。
シェルリード線の長さは、
カートリッジのコイル、トーンアーム内の配線、
トーンアームの出力ケーブル、これら全体の長さからすれば、その割合は小さい。
それでも音は、その割合とはおもえないほどに変ることは、
一度でも、この部分の交換をやったことのある方ならば、経験されていよう。
今回は同じ芯線で、本数の違う三種類のシェルリード線を比較試聴できる。
こういう機会はそうないだろう。
EADレコードは、小さなレコード店けである。
そこに大型のスピーカー、大型のアンプが並んでいるわけではない。
そういうシステムを期待されている方は行かれるとがっかりされるだろう。
店の規模に見合ったシステムが置いてある。