Date: 10月 9th, 2018
Cate: 楽しみ方
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オーディオの楽しみ方(つくる・その33)

ホーンを取り付けたバッフルを、エンクロージュアの上にどう置くのか。
そのまま置くことが、まずある。

バッフルの下辺が天板に全面接触している状態である。
まずこれを基本として、エンクロージュア天板とバッフル下辺とのあいだに、何かを挿んでいく。

材質、形状、大きさによっても音は変る。
やみくもにやっても、どれがいいのかはわかりにくくなる。

まず材質を決めた方がいい。
金属なのか木なのか。
どちらが求める音なのか(近いのか)。

どちらかに決めて、大きさを変えていく。
大きさ(おもに高さ)が変れば、天板とバッフル下辺とのスペースが広くなっていく。
この空間(すきま)が、音に影響してくる。
ここでも二つ以上のパラメーターを変化させていることを自覚しておくべきである。

さらに……、とどれだけでも細かなことは書けるけれど、
まずは作ることが大事である。
今回は、これまでの経験から少し(2cm弱)バッフルを浮している。

バッフルの両端にそのためのスペーサー(半球状の木)をかましている。
これで前二点、そしてドライバーを支持している部材にも同じスペーサーをかまして、後一点。
バッフルを含むホーンと支持部材を含むドライバーは、この三点支持である。

三点支持のメリットは確かにある。
その良さを活かすには、三点支持内に、支えるモノがおさまっていることである。

ホーンとドライバーは、真上からみれば、三角形的である。
つまりもっとも三点支持が活きるのは、ここのところだといえよう。

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