Date: 2月 22nd, 2018
Cate: フルレンジユニット
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シングルボイスコイル型フルレンジユニットのいまにおける魅力(その15)

ウーファーは10cm口径を三発、
トゥイーターはLS5/1のように二本使いながらも、
上側のトゥイーターに関しては、途中からロールオフさせていく──、
こんなことを考えていること自体、
ここでのテーマから外れてしまっているのは、自分でもわかっている。

わかっていても、
SICAのフルレンジとAUDAXのトゥイーターによる2ウェイの自作スピーカーの音を聴くと、
オーディオマニアの性として、こんなことを考えてしまうのだ。

トゥイーターは何にしようか、と、そんなことまで考えている。
AUDAXでいいじゃないか、といわれそうだが、
LS5/1的トゥイーターの使い方で重要となるのは、
二本のトゥイーターのダイアフラムをどこまで近接できるか、がある。

AUDAXのトゥイーターに限らないのだが、
ドーム型トゥイーターはフランジ部分が大きすぎる。

AUDAXのトゥイーターを二本縦に並べた場合、
ふたつのダイアフラムのあいだはけっこう開いてしまう。

フランジを最小限の大きさにカットするとしても、
マグネットの直径が70mmある。
AUDAX以外のトゥイーターでも、ドーム型では、このへんの寸法に大きな違いはない。

この視点からドーム型トゥイーター探しをしていくと、非常に限られてしまう。
ならばATM型にしようか、とも考える。

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