Date: 10月 5th, 2017
Cate: アンチテーゼ
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アンチテーゼとしての「音」(audio wednesdayでの音・その1)

昨晩(10月4日)はaudio wednesdayだった。
喫茶茶会記に向う電車の中、寝過ごしてしまいたい誘惑があった。
空腹だったし、疲労感もあった。

喫茶茶会記に着いたのは18時ごろだった。
それから準備にかかる。
スピーカーの位置を動かし、セッティングを大きく変える。
アンプ、CDプレーヤーのセッティングも同様に変えていく。

しかも今回は前回のテーマであった「結線というテーマ」の続きという面もあり、
外付けのネットワークの配線をさらに変更した。

それからアッテネーターの巻線の可変抵抗を、
無誘導巻線抵抗によるアッテネーターに交換する作業もあって、
音が出はじめたのは19時をけっこう回っていた。

それからCDプレーヤー、アンプの電源を入れて音を出す。
ウォーミングアップをかねて少しの間CDを鳴らしていた。
まだまだ足りないけれど、30分ほどして、いつものとおり「THE DIALOGUE」をかける。

マッキントッシュの電子ボリュウムは、前回と同じ70%にする。
どれだけ音が変化しているのか、それを確認する前に、とにかく驚いた。

聴感上のS/N比をよくしていくと、ローレベルの再現性がよくなるため、
聴感上の音量感は大きく感じられるものだ。
といっても、それほど大きく感じられるものではない。

昨晩の出だしの「THE DIALOGUE」の音量は、
思わず電子ボリュウムの表示を確認してしまうほど、明らかに大きく感じられた。

固定抵抗によるアッテネートだから、最初に減衰量を決めておかなければならない。
できるならば、1dB刻みでいくつもの抵抗パッドを用意して聴いて決めていきたいが、
今回は一発勝負で減衰量を決めて抵抗を用意していた。
ちなみにこれまでの可変抵抗による減衰量よりも3dB近く落としている。

つまり単純に考えれば、800Hz以上のレベルは前回よりも3dB近く低いはずだ。
にも関らず、実際に感じられた音量は3dB以上大きく、だった。

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