国産アンプにおけるUの意味
デンオンのアナログプレーヤーと同じように、
型番にDPがつくのがダイヤトーンのアナログプレーヤーである。
このころのダイヤトーンの型番はスピーカーはDS、アンプはDAとついていた。
デンオンの場合とは違い、ダイヤトーンの型番のDはダイヤトーン(DIATONE)の頭文字である。
ダイヤトーンのアンプは、
コントロールアンプならばDA-P7、DA-P10、
パワーアンプならばDA-A7、DA-A10、
チューナーはDA-F200、DA-F450、
レシーバーはDA-R320、DA-R340というふうにつけられている。
ハイフンの後のアルファベットがコントロールアンプはプリアンプのP、
パワーアンプはアンプのA、チューナーはFMチューナーのF、レシーバーは頭文字Rである。
プリメインアンプは、というと、DA-U450、DA-U660というふうになっている。
プリメインアンプをUで示している。
サンスイのアンプもコントロールアンプはCA、パワーアンプはBAなのに対し、
プリメインアンプはAUで、ここもUがつく。
テクニクスの型番もUがつく。
パワーアンプはSEという型番から始まるが、
コントロールアンプとプリメインアンプは、どちらもSUからはじまる。
その後SUのあとにハイフンとアルファベットがつくようになり、
型番を見ただけでコントロールアンプなのかプリメインアンプなのかすぐに判別できるようになったが、
テクニクスの・ブランドの初期のころは、どちらもSUと数字による型番で、
型番を憶えていないければ、区別はつき難かった。
ダイヤトーン、サンスイ、テクニクスのプリメインアンプに共通するU。
何を示しているのか。
おそらくユニティ(unity)だと思っている。