Date: 4月 16th, 2014
Cate: 世代
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世代とオーディオ(JBL 4301・その9)

この時代のプリメインアンプのほとんどにはプリ・メイン分離機能がついていた。
つまりプリメインアンプなのに、プリアウト端子とパワーイン端子がついていたから、
一台の筐体におさめられてはいても、
コントロールアンプとしても、パワーアンプとしても独立して使うことができた。

具体的に書けばAU-D607のプリアウトの出力をチャンネルデヴァイダーに入れて、
チャンネルデヴァイダーのウーファー出力を新たに用意するパワーアンプへ、
スコーカー、トゥイーター出力はAU-D607のパワーイン端子に戻せばいい。

HIGH-TECNIC SERIES-1での「既製スピーカーシステムにユニットを加えてマルチアンプでドライブする」、
この記事の中で井上先生は小型スピーカーにKEFのウーファーB139MKIIを追加する案で、AU607に、
チャンネルデヴァイダー(サンスイCD10)とパワーアンプ(サンスイBA2000)を足すという組合せを提示されている。

HIGH-TECNIC SERIES-1では、菅野先生が「マルチスピーカー マルチアンプの魅力を語る」を書かれている。
そこに「トゥイーターにサンスイAU607のパワーアンプ部を使っている」とある。

ウーファー(JBLの2220)にアキュフェーズのM60、
スコーカー(JBLの375+537-500)にパイオニアExclusive M4を使われている菅野先生が、
トゥイーター(075)にパワーアンプではなくプリメインアンプのパワーアンプ部を使われている。

AU-D607で鳴らすJBL4301からスタートして、
次のステップとして15インチ・ウーファーを足してマルチアンプ駆動する。

グレードアップにつきもののオーディオ機器の無駄が、ここにはない。
もちろんさらに次のステップに進むのであれば、無駄も生じてこようが、
予算30万円の4301の組合せは、相当に楽しめると思う。

そう思うと、円高が一年早かったら、
もしくは私が一年遅く生れていたら、この組合せからスタートできた。
たった一年の違いで叶わなかったわけだが、私よりもひとつ下の人ならば、
この組合せに近いところからスタートした人もきっといると思う。

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