Date: 2月 22nd, 2014
Cate: VUメーター
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VUメーターのこと(その3)

アンプにVUメーターは不要、
音質的にメーターがついていることは不利であるから──、と最初から思っていたわけではない。

メーターが音質的に不利な理由を、
オーディオに関心をもち始めたばかりの時にわかりようがないから、
そのころはメーターのついているアンプの中に、カッコよさを求めていた。

アンプにVUメーターがついていれば、それでいいわけではなかった。
いいなぁと感じるメーター付きのアンプと、
なんとなく落ち着きがないというか、カッコよさを感じないメーター付きのアンプがあった。

1976年ごろのプリメインアンプでメーターがついていたモノとして浮ぶのは、
ヤマハのCA1000III、それにラックスの5L15がある。

他にもメーター付きのプリメインアンプはいくつも出ていた。
アキュフェーズのE202、ローテルのRA1412、RA1312、サンスイのAU20000、トリオのKA7700D、KA7500、
ヤマハにもCA-V1、CA2000などがあった。

CA2000もCA1000IIIもほぼ同じデザインであるから、
印象としては同じであるはずにも関わらず、CA1000IIIが浮ぶのは、
CA1000、CA1000IIにはメーターがなかったからである。

私の場合、CA1000IIIを最初に知った。
それからしばらくしてCA1000、CA1000IIの写真を見た。
てっきり最初のCA1000からメーターがついていたものとばかり思っていたから、
CA1000、CA1000IIの写真を見た時には、不思議な違和感があった。

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