Date: 10月 27th, 2013
Cate: ショウ雑感
Tags:

2013年ショウ雑感(インターナショナルオーディオショウ講演スケジュール・その1)

数日前に、インターナショナルオーディオショウの講演スケジュールがPDFで公開されている。

ぱっと眺めてまず感じたのは、なんだかスカスカだな、ということだった。
数年前はどのブースも講演スケジュールがけっこうあった、と記憶している。
回数が減っているだけでなく、講演を行う人も減っていることに気がつく。

去年の講演スケジュールのPDFを保存しているわけではないし、
去年は都合がつかずに行けなかったから、ひじょうに曖昧な記憶との比較だが、
去年やっていたけど今年はやらないという人が三人いるようだ。

講演を行うのは、ほとんどがオーディオ評論家と呼ばれている人たち。
この人たちの話を聞きたい、という人も多くいる一方で、
この人たちの話すことは、少し待てばオーディオ雑誌で読めるし、特に興味はない。
それよりもせっかく海外からメーカーの人たちが来てくれているのだから、
その人たちの話を聞きたい、という人も少なくない。

昔のオーディオフェアのように開催期間が一週間ほどあれば、
どちらの希望も満たせるスケジュールも可能だろうが、三日間ではそれは百合だろうし、
だからといってインターナショナルオーディオショウを一週間は無理としても五日間やるというのも、
やはり無理な話であろう。

それにオーディオ評論家と呼ばれている人たちの話もメーカーの人たちの話も、どちらもいらない。
ききたいのは音だ、という人にとっては、
講演によって音を聴く機会を奪われている、ともいえる。

とにかく音を聴くことを第一目的としている人にとっては、講演はよけいなものとなるし、
今年のように講演が少ないことは歓迎していることだろう。

どれがいいのかはなんともいえない。
でも、今年の講演スケジュールをみていると、やはり寂しい気がする。

Leave a Reply

 Name

 Mail

 Home

[Name and Mail is required. Mail won't be published.]