Date: 9月 12th, 2013
Cate: デザイン
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オーディオのデザイン、オーディオとデザイン(ダストカバーのこと・その4)

こんなことを書くと、
そんなことは科学的にありえない、オカルトだ、という人がいるのはわかっている。
それでも書くのだが、オーディオ機器で、アンプにしてもCDプレーヤーにしても、
筐体を密閉もしくはそれに非常に近い状態にしたとき、往々にして音の伸びやかさがおさえられる傾向がある。

アナログプレーヤーの場合も、ダストカバーを閉じた状態の音は、同じところが存在し、
ダストカバーを外した音を聴いたあとでは、ダストカバーを閉じた状態の音を、
すくなくとも私は聴こうとは思わない。

もちろん人によって、求める音は同じところもあれば違うところもあるわけで、
ダストカバーを閉じた状態の音の傾向を、良し、とされることだってある。

もし私がそうだったとしても、ダストカバーを閉じた状態のアナログプレーヤーは、
あまり美しいとは感じない。
プレーヤーのデザインが優れていればいるほど、
ダストカバーを閉じてしまうと、ダストカバーの存在が余計なものとしてしか見えなくなってしまう。
特にプレーヤー本体の厚みに対して、ダストカバーのほうが分厚く感じてしまうと、
もう見るのも嫌になってしまう。
ピカリングのFA145がそうだ。なぜこんなにもダストカバーを厚くしてしまったのか、と思う。

B&Oのアナログプレーヤー、Beogramの一連のシリーズでも、ダストカバーは一般的な形状のアクリル製である。

ダストカバーにまで気を配ったプレーヤーも、数は少ないながらもある。
たとえばエンパイアの598や698。
パイオニアのExclusive P3があり、
少し変ったところではトランスクリプターのSkeletonがある。

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