つきあいの長い音(その10)
つきあいの長い音は、同時に聴き手の感覚を調整していく音でもある。
つきあいの長い音は、同時に聴き手の感覚を調整していく音でもある。
つきあいの長い音には、聴き手の感覚に合せることのできる柔軟性がある。
つきあいの長い音の「ふるさ」とは、古さ、旧さではなく、故さであろう。
つきあいの長い音は、ふるいつきあいの音でもある。
つきあいの長い音の中に、瀬川先生にとってマークレビンソンは含まれないような気がする。
つきあいの長い音──、瀬川先生のそれはEMTでありJBL、そしてKEF(LS5/1A)である。
つきあいの長い音とは、自分の感覚に馴染んでいるということ。
つきあいの長い音を持つ人が得られるのは、安心感だけではない。
つきあいの長い音を持たない人は、持てなかったのか持たなかったのか。
つきあいの長い音を持つ人と持たない人がいる。
© audio identity (designing). Powered by WordPress. Theme omegaX 1.0.3 made by MUKI space*