Mauriat 100(その2)
フランコ・セルブリンのKtêmaはイタリア、
エラックの4PIPLUS.2はドイツ。
なのにポール・モーリア・オーケストラはフランスだということを、
今回初めて意識した。
それに上手い、とも思っていた。
こんなに細かい指揮をしていたのかと感心もしていた。
もうひとつ、フィリップスによる録音だからこそのポール・モーリアだな、とも思っていた。
フィリップス以前、別のレーベルで録音していたようだが、
私がポール・モーリアの名を聞いて頭に浮かべる曲は、
すべてフィリップス時代のものばかり。
もし、これらの曲が、ドイツ・グラモフォンだったり、
デッカだったりしたら、どうだっただろか──、そんなことも想像していた。
それでもヒットはしていただろうが、やはりフィリップスによる録音だったからこその要素もあると感じている。