Date: 12月 8th, 2019
Cate: ショウ雑感
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理科サークルフェスタ2019(その4)

同好会の域を出ていない──、
理科サークルフェスタでのオーディオサークルの試聴会は、そうだった。

部外者が聴きに来ないのであったとしても、
厳しさが、少しは必要と感じないのだろうか。

スピーカーを自作するのは楽しい。
しかも予算の制約を受けながらの自作だけに、
楽しいだけではなく、苦労もあるのはわかる。

でも、そうやって自作したスピーカーを、
どうしてこんな鳴らし方をするのだろうか、と思ってしまう。

CDプレーヤー、アンプにも贅沢はできないのはしかたない。
そういうことを求めているわけではない。

スピーカーにしても、アンプ、CDプレーヤーのセッティングが、
残念ながら、お粗末すぎる。

教室での音出しだから、ここでも制約がいくつもあるのはわかる。
そんななかでも、工夫はいくつもできるものだ。

予算が足りなければ、体を動かそうよ、といいたくなる。
みんなで知恵を出し合おう、ともいいたくなる。

音出しで、ちょっとしたトラブルがあると、協力しあっていたのだから、
音出し以前の段階で、もっともっと協力しあえばいいことなのに……、と思う。

それぞれの大学のオーディオサークルがこうして集まって試聴会をやるのは、
とてもいいことである。
ずっと続けてほしいことである。

でも、それだけでは……、と部外者で世代も大きく違う私は思ってしまう。

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