Date: 5月 11th, 2019
Cate: 長島達夫
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長島達夫氏のこと(その10・余談)

2007年に瀬川先生の二十七回忌をやったことは、以前書いた通り。
そこに瀬川先生のデザインのお弟子さんだったKさんが来られた。

この時既にKさんは、CDをリッピングして音を聴かれていた。
CDプレーヤーで聴くよりも、リッピングして聴いた方がいい、と、
いまから十二年前に言われていた。

しかもKさんによると、ハードディスクによって音が変る、ということ。
ハードディスクも、そのころはIDEに主流になっていた。
Kさんは、SCSIのハードディスクが圧倒的に音がよい、といわれた。

SCSI(スカジー)といっても、いまではほとんど通用しなくなっていることに、
ちょっと驚くけれど、1990年代ごろからパソコンを使ってきている人ならば、
周辺機器をパソコンに接続する規格は、SCSIが一般的だった。

SCSI用のハードディスクは、IDE用のハードディスクよりも高価だった。
しかも容量も小さかった。
それでもSCSIのハードディスクを使うメリットが、オーディオマニア的にはあったわけだ。

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