Date: 8月 6th, 2017
Cate: 世代
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世代とオーディオ(昭和は遠くになりにけり……か・その8)

facebookへのコメントに、
ブルーノ・ワルターの「不寛容に寛容であってはならない」とあった。

思い出した。
「たいていのことは寛容であれば解決するが、不寛容に対してだけは寛容であってはならない」
たしかにブルーノ・ワルターはそういっている。

ワルターは1876年にドイツで生れている。
父親はドイツ系ユダヤ人、母親はユダヤ人である。
これ以上は書く必要はないだろう。

ワルターがいうところの不寛容とは、そのことであろう。
でも、それだけではない、と、その時代から70年以上が経ってもそう思う。

コメントに、今日は8月6日だ、とあった。
1945年の8月6日と9日、
この日のことに寛容であってはならない。

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