Date: 1月 25th, 2015
Cate: 測定
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FLEXUS FX100(その4)

パソコンが登場し普及し、高性能化と小型化によって、
測定はずいぶんと身近なものになってきている。

30年ほど前、スペアナ(スペクトラムアナライザー)を持っている人は少なかった。
しかも、そのころのスペアナは10バンドのモノが多かった。30バンドのモノもあったが、
価格も40万円前後にはねあがる。

いまはタブレットでそれが可能になっている。
持ち運びもずいぶんと楽になっている。
しかも測定できる項目も増えてきている。

手軽に身近になり、それだけでなく精度も上ってきている。
しかもディスプレイはカラー表示である。

スピーカーの周波数特性も、マイクロフォンを用意して、
測定用のアプリケーションをインストールしてあれば、それだけで行えるようになった。

そういう時代に、NTi AUDIOFLEXUS FX100という、オーディオ専用の測定器は、
オーディオメーカーには重宝なモノであっても、一般ユーザーにとってそれほどのモノなのか、
そう疑問に思われるかもしれない。

自作を趣味としている人ならば魅力的な測定器であっても、自分には関係ない。
それにオプションをあれこれ揃えていくと、けっこうな値段になりそうではないか……。

私はそういう人にこそ、FLEXUS FX100に興味をもってもらいたいと思っている。
FLEXUS FX100の購入を検討する、とまでいかなくていい、
FLEXUS FX100に何ができて、どこまでできるのかを知ってほしい。

FLEXUS FX100は、室内における壁、天井、床からの反射の影響を除外して、
無響室でなくとも無響特性の測定が可能になっている。
詳細は、FLEXUS FX100の当該ページを参照してほしい。

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