Date: 3月 20th, 2010
Cate: 素朴
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素朴な音、素朴な組合せ(その9・余談)

755Eは、すでに手もとにないが、かわりに409-8Hがある。
これで、あのときの音を再現してみよう、と考えている。

といっても、あのときのアメリカ製の、乾いた感じのパチンという音がするダンボール紙は、ない。
もし同じダンボール紙が入手できたとしても、それを人に奨めることはできない。
同じものが入手できるとはかぎらない以上、再現性がないためだ。

となると、かわりの材料で、軽くてそこそこ硬いもの、しかも入手しやすく、
安価であること──、そういう条件にぴったりのものを見つけなくてはならない。

実際に試していないが、バルサ材にセラックニス(セラミック、ではない)を含浸させるのは、どうだろうか。
意外に良さそうな予感がする。

これで平面バッフルをつくる。大きければ大きいほど、低音再生は有利になるが、
メインシステムとしての製作ではないから、
使わない(聴かない)とき、存在が邪魔に感じるようでは困る。
1m×1mでも、大きく感じてしまうだろう。となると、折り畳み式という手もある。

2 Comments

    はじめまして。。。
    素朴な音
    私には ここち良い音色なのですよ。
    ロクハン 八吋
    小さな平面バッフル? に取り付けて
    楽しんでおります。
    このカテゴリー
    特に愛読しております。
    audio sharing
    数年前に巡り会いました。
    そして 宮崎さまのブログを昨年より知り
    毎日 楽しみにしております。
    オーディオ遊び
    楽しんでおりますよ。

    1F

    yayoishibainuさま
    コメント、ありがとうございます。
    この項目をおもしろく思ってくださる方は少ないだろうなぁ、と思いながら書いていたので、
    ご愛読、ありがとうございます。
    素朴なものは、着るものであれば肌にここち良いでしょうし、
    音であれば、耳にここち良いものなのでしょう。
    それもニセのここち良さ、まがいもののここち良さではないはずですが、
    その見極めが、意外と難しいようにも感じています。

    2F

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