Date: 6月 10th, 2014
Cate: アナログディスク再生
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アナログプレーヤーの設置・調整(その17)

ここまで書いてきたこと、
そんなこと当り前すぎて、何をいまさらと思われるかもしれない。

だが、意外にここまて書いてきたことがきちんとなされていないケースが少なくないから、書いている。

私はそれほど多くの方のリスニングルームに行っているわけではないが、
それでもアナログプレーヤーの使いこなしのいいかげんさは目にしてきている。
本人はきちんと設置・調整しているつもりでも、そうでないことがあった。

たまたま私が行ったところだけがそうではない。
アナログディスク再生に関しては大先輩といえる花村圭晟氏。

花村氏に関して、瀬川先生がステレオサウンド 58号に書かれている。
     *
 余談かもしれないが、社長の花村圭晟氏は、かつて新進のレコード音楽評論家として「プレイバック」誌等に執筆されたこともあり、音楽については専門家であると同時に、LP出現当初から、オーディオの研究家としても永い経験を積んだ人であることは、案外知られていない。日本のオーディオ界の草分け当時からの数少ないひとりなので、やはりこういうキャリアの永い人の作る製品の《音》は信用していいと思う。
     *
花村氏はオーディオクラフトの社長でもあった。
瀬川先生の文章はオーディオクラフトのトーンアームAC3000MCについて書かれたものからの抜粋だ。

花村氏については、菅野先生からも話を聞いたことがある。
「ぼくらの大先輩だ」といわれていた。

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