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Date: 2月 4th, 2024
Cate: audio wednesday

audio wednesday (next decade) – 第一夜・SACDプレーヤーのこと

今週水曜日のaudio wednesday (next decade) – 第一夜で使うSACDプレーヤーは、
アキュフェーズのDP100 + DC330だ。

いまとなっては二十年以上前のモデルだが、
それでもソニー独自のピックアップ固定で、ディスク移動のメカニズムは、
いまも、その良さを失っていないと受けとめている。

DP100に搭載されているメカニズムは、ソニーのSCD1搭載と同じモノなのは知られているとおり。
このソニー独自のメカニズムは、ずっと以前にも存在していた。

ソニー初の業務用CDプレーヤー、CDP5000の開発でうまれたメカニズムだ。

CDP5000の音を、ステレオサウンド試聴室で聴いた時の驚きは、いまも憶えているほど、
その音の安定感は、当時のどのCDプレーヤーよりも見事だった。

価格的に大きさ的にも購入したいと思わせるモノではなかったけれど、
この安定感が、他のCDプレーヤーで聴けるようになるのは、どのくらい待てばいいのだろうか。
そんなことを考えていたこともあわせて思い出す。

このメカニズムはとっくに製造中止になっているから、
ディスクを読みとらなくなったら、それでお終い。

いまのところ、2月7日にはきちんと動作してくれるはずだ。

Date: 2月 2nd, 2024
Cate: audio wednesday

audio wednesday (next decade) – 第一夜・試すこと

別項「モバイルバッテリーという電源」で、
アンカーのPowerHouse 90について書いている。

60Hz、110VのAC出力をもつモバイルバッテリーなのだが、
2月7日のaudio wednesday (next decade) – 第一夜では、
サウンドラボのコンデンサー型スピーカーの電源として試してみるつもりだ。

サウンドラボのスピーカーシステムはコンデンサー型だから、当然電源を必要とする。
消費電力は2Wとある。
二本で4W。

PowerHouse 90である程度の時間は駆動できるはず。
しかもサウンドラボはアメリカの会社だから、60Hz前提のコンデンサー型スピーカーといえる。

コンデンサー型スピーカーは、いうまでもなく電源次第で音はかなりの変化をみせる。
だからこそ商用電源から切り離して、モバイルバッテリーが生み出すAC電源を使う。
それも60Hzの交流である。

理屈ではうまくいくはずだが、どう音が変化するのか。
いい方向への変化なのかは、当日やってみないことにはなんともいえないが、
このことも当日の大きな楽しみのひとつでもある。

Date: 2月 1st, 2024
Cate: audio wednesday

audio wednesday (next decade) – 第一夜・サウンドラボのこと

サウンドラボは、
すでに書いているように1980年代に大場商事によって日本に紹介された。
けれど、あまり話題にならなかったように記憶している。
そしていつしか輸入されなくなっていた。

サウンドラボ(Sound Lab)は、いまも健在だ。
同社のウェブサイトによると、1978年に創業されている。

日本では、いまではサウンドラボ? という人もいるくらいだから、
その程度の評価しか得られなかったけれど、
アメリカや他の国では高い評価を得たからこそ、いまも会社は続いている、ともいえる。

そういう状況だから、今回のサウンドラボのスピーカーは、
誰かの個人のモノと思われているのかもしれない。

一時期輸入されていなかったが、サウンドラボは、いま日本に輸入されている。
取扱い元が香川県にある。

オーディオとはまったく関係ない会社を経営されている方が、
サウンドラボのスピーカーに惚れ込んで輸入することになった、ときいている。

もう一年ほどか、それ以上経っているはずだ。
購入して鳴らしているユーザーもいる、と聞いている。
日本のオーディオ雑誌では登場していないにも関わらずだ。

そういう時代ではなくなってきている、ともいえよう。

2月7日のaudio wednesday (next decade) – 第一夜には、
輸入元の社長であるクリストファーさんが来られる。

異業種のクリストファーさんが、
どういうきっかけでサウンドラボを取り扱うようになったのか。

サウンドラボのスピーカーで聴いて衝撃を受けたディスクも鳴らす予定。

Date: 1月 29th, 2024
Cate: audio wednesday

audio wednesday (next decade) – 第一夜・コンデンサー型スピーカーへの憧れ(その2)

いまもその傾向は残っているようだが、オーディオ店でコンデンサー型スピーカーを含む、
いわゆるプレナー型スピーカーをじっくり聴けるところは、そうそうない。

当時の熊本のオーディオ店では、聴けなかった。
けれど、コンデンサー型スピーカーへのおもいはつのる。

マーク・レヴィンソンがHQDシステムを発表したものだから、
よけいに、やはりコンデンサー型なのか──、そう思い込もうともしていた。

いつかはコンデンサー型(QUADのESL)と思っていた。
QUAD以外にも、コンデンサー型スピーカーをつくっているところはあった。

その一つがアクースタットだった。
アンプ内蔵のコンデンサー型だから、
一般的なコンデンサー型スピーカーよりも構成はシンプルになる。

このアクースタットのコンデンサー型は、もしかするとQUADよりもいいのではないか。
高校生だった私は、そんなふうに受けとっていた。

QUADのESLも聴けないのだから、アクースタットはますますそうである。
アクースタットのコンデンサー型スピーカーを聴く機会は、
ステレオサウンドで働くようになってから、ようやく訪れた。

以前、別項で書いているように、
ステレオサウンド別冊「サウンドコニサー(Sound Connoisseur)」での取材だった。

ここで黒田先生が、「これもかけてほしい」とリクエストされた一枚。
この一枚を聴いた時の衝撃は、いまでもはっきりと思い出せるほどだ。

“FRIDAY NIGHT IN SAN FRANCISCO”のアナログディスクだった。
当時は、まだCDは登場していなかった。

2月7日のaudio wednesday (next decade) – 第一夜での最初の曲は、
もちろん、“FRIDAY NIGHT IN SAN FRANCISCO”の一曲目だ。
SACDでかける。

Date: 1月 25th, 2024
Cate: audio wednesday

audio wednesday (next decade) – 第一夜・サウンドラボ 745を鳴らす

2月7日のaudio wednesday (next decade) – 第一夜のスピーカーシステムは、
サウンドラボのコンデンサー型スピーカー、745で確定である。

サウンドラボのコンデンサー型スピーカーは、1980年代後半、聴いている。
当時の輸入元は大場商事(現・太陽インターナショナル)だった。

かなり大型のコンデンサー型なのだが、能率はかなり低かった、と記憶している。
あれからほぼ四十年、かわらずサウンドラボはコンデンサー型スピーカーをつくり続けている。

少しは能率は高くなっているのか。
実をいうと、すでにサウンドラボの現行モデルは、17日に聴いている。
予想していた以上に、能率が低かった。
ここまで低かったのか──、とあらためて感じていた。

同時に、パワーアンプをどうするか。そのことも考えていた。
ステレオサウンド 229号の特集、ベストバイのパワーアンプのところをながめていても、
これで鳴らしてみたい、と思えるアンプがなかった。

仮にあったとしても、そのアンプを用意できるかといえば、まず無理だろう。
以前、別項で書いているが、2018年1月、杉並区の中央図書館の視聴覚室で、
オクタヴィア・レコードの江崎友淑氏による講演会「菅野録音の神髄」が行われた。

スピーカーシステムはB&OのBeoLab 90、
SACDプレーヤー、コントロールアンプはアキュフェーズのフラッグシップモデルが用意されていた。

これらの器材についての説明があった。
エレクトリとハーマンインターナショナルに依頼したところ、ことわられた、
もしくは有償だったら貸し出せる、ということだったそうだ。

そんなふうになってしまったのかと思った。
そんな世知辛い世の中なのだ。

何を用意できるのか。何を用意したいのか。
これが一致するとは限らない。

17日にサウンドラボの音を聴きながら、あのアンプならば──、と思い浮べていたのは、
クレルのKMA200である。A級200Wのモノーラルアンプである。

それも初期型のKMA200が用意できれば、その組合せは個人的にも聴いてみたい。
KMA200を持っている人がいる。

2月7日の第一夜は、サウンドラボの大型コンデンサー型スピーカーを、
クレルのKMA200(初期型)で鳴らす。

鳴らす場は、野口晴哉記念音楽室となりの和室である。

開始時間は19時。終了時間は22時。
開場は18時から。

野口晴哉記念音楽室の住所は、
東京都狛江市元和泉2-14-3。
最寄り駅は小田急線の狛江駅。

参加費として2500円いただく(ワンドリンク付き)。

Date: 1月 21st, 2024
Cate: audio wednesday

audio wednesday (next decade) – 第一夜・コンデンサー型スピーカーへの憧れ(その1)

コンデンサー型スピーカーに、いちどは憧れるものだろう。
私はそうだった。

オーディオに興味を持ち始めたころ、
コンデンサー型スピーカーといえばQUADのESLとスタックスの製品ぐらいだった。
その少しあとに、アメリカからアクースタットが登場した。

コンデンサー型スピーカーの動作原理以上に、
コンデンサー型スピーカーに惹かれたのは、その音だった。

とはいえ当時、すぐにコンデンサー型スピーカーの音を聴けたわけではない。
あくまでもオーディオ雑誌に載るコンデンサー型スピーカーの評価を読んでのものだった。

ステレオサウンド 43号で、瀬川先生はこう書かれていた。
     *
 いまのところは置き場所がないから考えないが、もしも製造中止になるというような噂をチラとでも耳にしたら、すぐにでもひと組購入するぞ、と宣言してある。部屋や置き方や組み合わせなど条件を整えて聴くときのQUAD・ESLのみずみずしい音質は実にチャーミングだ。最適位置にぴたりと坐ったが最後、眼前に展開する一種独特のクリアーな音像の魅力から抜け出すことが難しくなる。このデザインの似合う部屋が欲しい!
     *
当時読んだESL評のすべてを引用はしないが、他にもいくつもあって、
そのどれもがESLならではの魅力を伝えてくれていた。

いったいどんな音なのか。その音を想像するだけで楽しかった。
けれど、なかなか聴く機会は得られなかった。

Date: 1月 21st, 2024
Cate: audio wednesday

audio wednesday (next decade) – 第一夜・コンデンサー型スピーカーで聴く

2月7日のaudio wednesday (next decade) – 第一夜では、
サウンドラボのコンデンサー型スピーカーを鳴らす予定だ。
まだ確定ではないため、直前になって変更(別のスピーカー)になる場合もあるが、
いまのところMajesticシリーズの645か745のどちらかだ。

野口晴哉氏のリスニングルームには、いまもスタックスのESS6Aが置いてある。
1976年に出た「世界のステレオ」に掲載された写真には、QUADのESLも写っている。
それにスタックスのヘッドフォンもある。

コンデンサー型スピーカーの音に、惹かれるものを感じておられたのだろうから、
audio wednesdayで、一度はコンデンサー型スピーカーを鳴らしてみたい、と考えていた。

意外にもその機会は早く訪れそうだ。
詳細は確定してからになるが、今回はストリーミングではなく、SACDを中心に鳴らすつもりだ。

Date: 1月 14th, 2024
Cate: audio wednesday

audio wednesday (next decade) – 序夜を終えて(その2)

そんなふうに鳴らしてみたいスピーカーを頭のなかに挙げながら、
もうひとつ考えていたのは、瀬川先生の砧のリスニングルームの響きのことだ。

部屋のプロポーションは違うし、洋室と和室という違いもある。
私は、瀬川先生の自宅の音を聴くことは叶わなかった。
だから想像するしかないのだが、
おそらく余韻の美しさということでは共通するところがあったのではないのか。

部屋の印象としてのスペクトラムはおそらく違うのだろうが、
どちらも余韻は美しいはず、とおもっている。

1月10日は瀬川先生の誕生日でもあった。
なのでバルバラもかけた。
ヨッフムのモーツァルトのレクィエムもかけた。
モーツァルト生誕200年、1955年のライヴ録音である。

冒頭に鐘の音が入っている盤であり、これもTIDALで聴くことができる。
残念なことにMQAではないけれど。

聴いていると(鳴らしていると)、あれこれおもってしまう。
ここで、瀬川先生がお好きだったスピーカーを鳴らしてみたい。

実現するのはたいへんだし、もしかすると一つも実現できないかもしれないが、
とにかくこの空間で一年間(十二回)、鳴らしていけるのは大きな楽しみである。

Date: 1月 14th, 2024
Cate: audio wednesday

audio wednesday (next decade) – 序夜を終えて(その1)

1月10日の序夜の場となったのは、野口整体の稽古場である。
野口晴哉氏のリスニングルームの隣にあるこの空間は、
もともとはリビングルームで洋室だった、とのこと。
いまは畳を敷いて和室となっている。

昨年、何度か訪れていたので、この稽古場(和室)の響きの良さはなんとなく感じていた。
デッドではなくライヴなのだ。

このことはいいのだけれど、部屋のプロポーションとしては横に長い。
こういうプロポーションの部屋だと、多くの人が縦長に使うことだろう。
短辺側にスピーカーを配置すると思う。

けれど私は最初から横長で使う、と決めていた。
前列の人は、かなりスピーカーと近距離になるけれど、
左右のスピーカーの間隔は拡げたい。

このことに迷いはなかったけれど、
それでも実際に鳴らしてみないことには音だけはわからない。
どうしようもない音がしてきたら、縦長に使うことも考えてはいた。

あとひとつ。
音を鳴らしてみないとなんともいえないのが、畳である。
いい畳なのは歩いた感触でわかっていた。
それでも畳だ。がっしりした木の床ほどの期待はできないようにも思っていた。

それでも実際にメリディアンのDSP3200を持ち込んで鳴らしてみると、
そんな心配は微塵も感じなかった。
横長で正解だと思ったし、畳に関してもDSP3200を設置していて、
ほんとうにいい畳だと感じていた。

中身がぎっしりとしている、といったらいいのか。
中途半端なフローリングの床よりも安定して設置できた。

そうやって鳴ってきた音は、ほんとうに響きが美しかった。
特に余韻が美しい。音が鳴りやむ、とはこういうことなのだと実感していた。

これまでもリスニングルームとして設計され建てられた、いくつかの空間で音を聴いている。
それでも、余韻が美しいと感じたことは残念なことになかった。

だから、余韻の美しさに驚いていた。
その美しい余韻によって、聴いた音楽はよけいに耳に、心にのこる。

この空間ならば──、とおもっていた。
今回はメリディアンのDSP3200だった。
できればもう一度DSP3200を鳴らしてみたい、と思っているのは、
今回ネットワーク(インターネット)関係の小さなトラブルで、
安定するのに時間を費やしていて、開場時間ぎりぎりまでかかってしまった。

そのためチューニング的なことはいっさいやっていない。
ACの極性もまったくチェックしていないから、
もう一度鳴らせる機会があるのなら、もっとよく鳴らせるからだ。

DSP32000の他にも鳴らしてみたいスピーカーが、音を聴いていると浮んでくる。
やはりジャーマン・フィジックスのスピーカーは鳴らしたい。

BBCモニター系列のスピーカーも、響きの美しさによりいっそう磨きがかかることだろう。
それにJBLの4320、4343といったスタジオモニターも、
この部屋の響き、余韻の美しさに助けられて、かなりいい感じで鳴ってくれそうだ。

Date: 1月 11th, 2024
Cate: audio wednesday

audio wednesday (next decade) – 第一夜

audio wednesday (next decade) – 第一夜は、2月7日である。
時間、場所は1月と同じ。

テーマはまだ決めていない。
来週末には決っている(はず)。

Date: 1月 9th, 2024
Cate: audio wednesday

audio wednesday (next decade) – 序夜(いよいよ明日)

いよいよ明日(1月10日)は、音を鳴らすaudio wednesdayである。
2020年12月の回で喫茶茶会記でのaudio wednesdayは終った。

2021年は、いまもaudio wednesdayをやっていたら、
今回のテーマはこれだな──、そんなことを思っていた。
思っていても、そういう場がなければなんともしようがない。

2022年9月に、とにかく再開しよう。
場所はなくても、集まりたい人だけでもいいから集まって食事でもしよう、
ということで始めたものの、ふたたび音を出せる環境に巡りあえるとは、ほとんど思っていなかった。

2022年の後半ごろから、今回のテーマは──、なんてことも次第に考えなくなっていた。
そこに「うちでやりませんか」という申し出があった。

三年と一ヵ月ぶりに、音を出すことができる。
いま、とてもわくわくしている。

前回の「選曲について」で書いているように、
カザルスのバッハの無伴奏を最後に鳴らす。
最初に鳴らす曲も、すでに決めている。

誰のどの曲なのかは明かさない。

鳴らすスピーカーシステムはメリディアンのアクティヴ型のDSP3200である。
TIDALでMQAを中心に鳴らしていく。
鳴らす場は、野口晴哉記念音楽室となりの和室である。

開始時間は19時。終了時間は22時。
開場は18時から。

野口晴哉記念音楽室の住所は、
東京都狛江市元和泉2-14-3。
最寄り駅は小田急線の狛江駅。

参加費として2500円いただく(ワンドリンク付き)。

Date: 1月 1st, 2024
Cate: audio wednesday

audio wednesday (next decade) – 序夜・選曲について

1月10日の序夜。
どんな曲をかけるのか。

2016年から2020年までの五年間、
四谷三丁目にあった喫茶茶会記でのaudio wednesdayでの音出しとは、
同じではないことを、昨年末考えていた。

音楽を聴くこと。
それもオーディオを介して聴くという行為は、まず選曲から始まる、といっていい。
ラジオから流れてくる曲をただ何も考えずに聴くのもありなのだが、
オーディオマニアとしてオーディオを介して音楽を聴くということは、
ストリーミングにしても、CDにしてもアナログディスクにしても、
なにをかけるのかを、まず選ぶ必要がある。

音楽を選ぶということが、2023年の世界の状況が影響を与えてきている。
そのことを実感しないで、音楽を選ぶことができるのだろうか──。
そんなことを12月は考えていた。

1985年に、レナード・バーンスタインがイスラエル・フィルハーモニーと来日した。
その公演に私は行っている。

NHKホールに近づくと、いつものクラシックのコンサートとは雰囲気が違っていた。
NHKホールの周りに、抗議団体がいた。
イスラエル・フィルハーモニーに対しての、
つまりはイスラエルに対しての抗議だった。

その時は、なんと無粋な、と思っていたことを白状しよう。
パレスチナのことは、もちろん知識として知ってはいても、
バーンスタインの演奏を楽しみにしていた者としては、
何もこんなところで──、と思ってしまった。

それから四十年近くが経って、もうそんなふうにはおもえなくなってしまっている。

序夜で最後にかけるのは、カザルスのバッハの無伴奏だとすでに決めている。
では最初の曲は、何にするのか。

Date: 12月 23rd, 2023
Cate: audio wednesday

audio wednesday (next decade) – 序夜

1月10日のaudio wednesday (next decade) – 序夜。
これまでaudio wednesdayは、毎月第一水曜日に行ってきた。
あたりまえすぎることなのだが、1月10日が第一水曜日になることはない。

2024年は1月10日に行う。
私にとっては、この日にあらためてaudio wednesdayをやれるのは、特別なことである。
1月10日は、瀬川先生の誕生日である。

その日に、音出しをふたたび行えるようになる。
この嬉しさは、わかってもらえなくていい。
私だけのものなのだから。

開始時間は19時。終了時間は22時。
開場は18時。

開場を早くしているのは、音を鳴らし始めるとあまり話す時間もとれないからだ。
質問や説明などは、18時から19時までのあいだにお願いしたい。

野口晴哉記念音楽室の住所は、
東京都狛江市元和泉2-14-3。
最寄り駅は小田急線の狛江駅。

2500円(ワンドリンク付き)だが、大学生以下は無料。

Date: 12月 13th, 2023
Cate: audio wednesday

audio wednesday (next decade) – 序夜・DSP3200で聴く夜

一ヵ月ほど前に書いているように、
2024年のaudio wednesdayは音を鳴らしていく。

野口晴哉記念音楽室での音出しである。

今年の5月28日、野口晴哉記念音楽室レコード鑑賞会が開催された。
そのことは別項で書いている。
そこでの縁で、来年、野口晴哉記念音楽室で音を鳴らして聴いてもらえることになった。

別項でも触れているように、野口晴哉記念音楽室は暖房も冷房もない。
冬はかなり寒くなり、夏は暑くなる、とのこと。

なので寒い時期、暑い時期は野口晴哉記念音楽室に隣接する空間で鳴らす。
といっても、こちらの空間も、かなり広い和室である。

1月10日に行う。
1月だけ第二水曜日だが、2月以降はこれまでどおり第一水曜日開催。

今回は初めて鳴らす空間ということもあって、
リハーサル(プロローグ)という意味をこめて、序夜である。

メリディアンのアクティヴ型スピーカーシステム、DSP3200を鳴らす。

メインのプログラムソースはTIDALでいく。
MQAの音を充分に聴いてほしいからだ。
リクエストに応じられるようにCDも鳴らせるようにする。

開始時間は19時。終了時間は22時。
開場は18時を予定している。

野口晴哉記念音楽室の住所は、
東京都狛江市元和泉2-14-3。
最寄り駅は小田急線の狛江駅。

audio wednesday (first decade)では、1000円いただいていた。
audio wednesday (next decade) では、2500円いただく(ワンドリンク付き)。

Date: 11月 8th, 2023
Cate: audio wednesday

audio wednesday (next decade)のこれから(その5)

2020年10月7日のaudio wednesdayは、
music wednesdayというテーマで、赤塚りえ子さんと野上眞宏さんの二人にDJをお願いした。

選曲という冒険。
このことを実感した10月7日の、四時間の夜だった。

2024年のaudio wednesdayでも、music wednesdayをもちろんやる。