ラックス M-4000A

菅野沖彦

’81世界の最新セパレートアンプ総テスト(ステレオサウンド特別増刊・1981年夏発行)
「’81世界の最新セパレートアンプ総テスト」より

 オリジナルM4000が、4000Aとなったもので、かなり長い期間市場にある。180Wの出力をもつオーソドックスなアンプだが、デュオベータ回路が採用されてリファインされた。デザイン、作りも高級アンプにふさわしいもので、かなり力作だと思う。パネルは大型メーターを基調に美しくまとめられ、ピーク指示もVU指針と併読できる。後部に大きく突出したヒートシンクの間に埋れたスピーカー端子はなんとも不便。

音質の絶対評価:7

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