Category Archives: 国内ブランド - Page 117

マクセル UD-XL

マクセルのカセットテープUD-XLの広告
(オーディオアクセサリー 1号掲載)

マクセル

テクニクス SL-1100, SL-1200, SL-1300, SL-1350, SL-1500, SL-55, SL-110, SL-120, SP-10MKII, SP-12

テクニクスのアナログプレーヤーSL1100、SL1200、SL1300、SL1350、SL1500、SL55、ターンテーブルSL110、SL120、SP10MKII、SP12の広告
(オーディオアクセサリー 1号掲載)

SP10MKII

富士フィルム FX, FXJr, FXDuo

富士フィルムのカセットテープFX, FXJr, FXDuoの広告
(オーディオアクセサリー 1号掲載)

フジ

レジナミック KT-1000, KV-2000, KD-3000, KP-4000

レジナミックのプレーヤーベースKT-1000、KV-2000、KD-3000、KP-4000の広告
(オーディオアクセサリー 1号掲載)

Resinamic

ナガオカ ARGENTO

ナガオカのレコードクリーナーARGENTOの広告
(オーディオアクセサリー 1号掲載)

NAGAOKA

オーレックス PC-5080, PC-4060, DA-12, ATT-30, AT-240, HR710

オーレックスのカセットデッキPC-5080、PC-4060、アクセサリーDA-12、ATT-30、AT-240、ヘッドフォンHR710の広告
(オーディオアクセサリー 1号掲載)

PC5080

Lo-D D-500

Lo-DのカセットデッキD500の広告
(オーディオアクセサリー 1号掲載)

Lo-D

スウィング EL

スウィングの交換針ELの広告
(オーディオアクセサリー 1号掲載)

SWING

スタックス UA-7, UA-70

スタックスのトーンアームUA7、UA70の広告
(オーディオアクセサリー 1号掲載)

UA7

サウンド STO-140, STC-11

サウンドのトーンアームSTO140、カートリッジSTC11の広告
(オーディオアクセサリー 1号掲載)

STO140

ヤマハ YP-511

ヤマハのアナログプレーヤーYP511の広告
(オーディオアクセサリー 1号掲載)

YP511

TDK CP-15, CP36, C-HC, ST-1, RT-1, APR, AMR

TDKのテープ関係アクセサリーCP-15、CP36、C-HC、ST-1、RT-1、APR、AMRの広告
(オーディオアクセサリー 1号掲載)

TDK

グレース F-8E, F-9E, G-714

グレースのカートリッジF8E、F9E、トーンアームG714の広告
(オーディオアクセサリー 1号掲載)

F9

サテン M-18BX

サテンのカートリッジM18BXの広告
(オーディオアクセサリー 1号掲載)

サテン

SAEC WE-308NEW, WE-308L

SAECのトーンアームWE308NEW、WE308Lの広告
(オーディオアクセサリー 1号掲載)

SAEC

ヤマハ YP-311

ヤマハのアナログプレーヤーYP311の広告
(オーディオアクセサリー 1号掲載)

ヤマハ

ビクター Z-1, Z-1E

ビクターのカートリッジZ1、Z1Eの広告
(オーディオアクセサリー 1号掲載)

ビクター1

ソニー PS-3750, PS4300

ソニーのアナログプレーヤーPS3750、PS4300の広告
(オーディオアクセサリー 1号掲載)

PS3750

オーディオテクニカ AT-15E/G

オーディオテクニカのカートリッジAT15E/Gの広告
(オーディオアクセサリー 1号掲載)

オーディオテクニカ

デンオン DP-1000

デンオンのターンテーブルDP1000の広告
(オーディオアクセサリー 1号掲載)

DP1000

コーラル 666-EX, 777-EX, 777-E, 777-S

コーラルのカートリッジ666EX、777EX、777E、777Sの広告
(オーディオアクセサリー 1号掲載)

コーラル

ヤマハ NS-690(組合せ)

岩崎千明

コンポーネントステレオの世界(ステレオサウンド別冊・1976年1月発行)
「スピーカーシステム中心の特選コンポーネント集〈131選〉」より

 ヤマハのスピーカーの名声を決定的にしたのがこのNS690だ。あとからのNS1000Mが比類ないクォリティで登場してきたので、この690、やや影が薄れたかの感がなきにしもだが、やや耳あたりのソフトな感じがこのシステム特長となって、それなりの存在価値となっていよう。30cm口径の特有の大型ウーファーは、品の良さと超低域の見事さで数多い市販品の中にあって、最も品位の高いサウンドの大きな底力となっている。ドームの中音、高音の指向性の卓越せる再生ぶりは、クラシックにおいて理想的システムのひとつといえる。このヤマハのシステムの手綱をぐっと引きしめたサウンドの特長が大へん明確で組合せるべきアンプでも、こうした良さを秘めたものが好ましいようだ。
 ヤマハのアンプが最もよく合うというのはこうした利点をよく知れば当然の結論といえ、CA1000IIはこうした点から、至極まっとうなひとつの正解となるが、あまりにもまとも過ぎるといえる。その場合、ヤマハのレシーバーがもうひとつの面からの、つまり張りつめた期待感と逆に気楽に音楽と接せられる、ラフな再現をやってのける。

スピーカーシステム:ヤマハ NS-690 ¥60,000×2
プリメインアンプ:ヤマハ CA-1000II ¥125,000
チューナー:ヤマハ CT-800 ¥75,000
プレーヤーシステム:ヤマハ YP-800 ¥98,000
カートリッジ:(プレーヤー付属)
計¥418,000

サンスイ SP-4000(組合せ)

岩崎千明

コンポーネントステレオの世界(ステレオサウンド別冊・1976年1月発行)
「スピーカーシステム中心の特選コンポーネント集〈131選〉」より

 春以来LMシリーズがヒットしてサンスイのブックシェルフのイメージが盛り上ってきたこの秋、力のこもった強力な新シリーズが鮮烈に加わった。SP4000とSP6000だ。このシリーズの特長ともいえる高音ユニットのホーン構造からも判るとおりユニット各部に対し、質の高さを追求しことがポイントで、LMとは違って音質の面、ひとつぶひとつぶの音のパターンの明確さという点で俄然確かさが感じられる。その質感は、あるいはJBLのそれとも相通ずるものだ。つまり強力なマグネットを源にしてパワフルなエネルギーがあっての成果だろう。この場合、実は組合せにおいてはかえってむずかしくなるもので、例えばJBLのシステムがその用いるアンプのくせを直接的に表出してしまうのとよく似ている。
 つまり音がむき出しになりやすいので、この辺をいかにまとめるかが、一般の音楽ファンの好む音へのコツといえる。サンスイのFETアンプBA1000は、この場合最も容易に結論へ導いてくれることを期待してよかろう。ややソフトな中域の再生ぶりがSP4000の引きしまった良さととけ合うのは見事だ。

スピーカーシステム:サンスイ SP-4000 ¥49,800×2
コントロールアンプ:サンスイ CA-3000 ¥160,000
パワーアンプ:サンスイ BA-1000 ¥89,800
チューナー:サンスイ TU-9900 ¥89,800
プレーヤーシステム:サンスイ SR-525 ¥44,500
カートリッジ:エンパイア 2000E/II ¥16,500
計¥500,200

ビクター JS-55(組合せ)

岩崎千明

コンポーネントステレオの世界(ステレオサウンド別冊・1976年1月発行)
「スピーカーシステム中心の特選コンポーネント集〈131選〉」より

 ビクターのグレート・ヒットFB5はこのメーカーのそれ以来の路線に少なからず影響を与えたようだ。JS55はFB5のユニットの特長をそのまま拡大したようなサウンドとクォリティとで、そのパワフルな再生ぶりはとうていブックシェルフ型のそれではない。つまり音響エネルギーの最大限度が異例に高いためであろうか、力強さは抜群だ。
 このずば抜けた量感あふれるエネルギーは中域から低域全体を支配して音楽のポイントを拡大して聴かせてくれるのだ。ややきらびやかな高域も現代の再生音楽のはなやかさにとっては必要なファクターといえよう。
 このスピーカーを引き立たせるには、たとえばセパレートアンプも考えられるが、より力強さを発揮する新型JA−S91に白羽の矢をたてた。ここでは音の鮮度を重視して、暖かな響きを二の次にしたからだ。つまり、あくまで生々しく間近にある楽器のソロのサウンドを捉えようとしたのだ。FB5のエネルギッシュな音にくらべてやや控え目ながらここぞというときに輝かしいサウンドがJS55からは存分に味わえるに違いない。JA−S91はこのとき本領を発揮する。

スピーカーシステム:ビクター JA-55 ¥46,500×2
プリメインアンプ:ビクター JA-S91 ¥130,000
チューナー:ビクター JT-V71 ¥59,800
プレーヤーシステム:ビクター JL-F35M ¥37,500
カートリッジ:(プレーヤー付属)
計¥320,300

ソニックス AS-366(組合せ)

岩崎千明

コンポーネントステレオの世界(ステレオサウンド別冊・1976年1月発行)
「スピーカーシステム中心の特選コンポーネント集〈131選〉」より

 ソニックスは海外でよりその名を知られた最もポピュラーなスピーカー専門メーカーで、その作るブックシェルフ型は価格対品質、あるいは実質的投資という点で他社に先がけてきた。クォリティ一辺倒というよりもその価格帯でのユニット構成という点でも優れる。大型システムにも匹敵するスケールの大きなサウンド、やや華麗な中域の充実感などが全体的な特長だ。
 その中の中級品種ともいうべきAS366は最も重点的な主力製品だけに一段と充実した内容で、用途の一般的な広さからも誰にも奨められる。
 そこでこのシステムをもっとも高いレベルでの再生を考えるとアンプにはやはり相当の品質のものを組み合わせるべきだ。トリオのKA7300は全体にKA7500を格段に上まわるすばらしい質とエネルギーとを、ステレオアンプとして最も理想的なモノーラル2台にわけたといえるほどのセパレーションで実現している。中音から低音の定位の抜群な良さを示す。このアンプのもつ可能性は同じスピーカーでもひとけた違ったグレードにまでも高めてくれるのには目を瞠る。マイクロの超低域までの安定したサウンドと共に、全体の完成度はきわめて高い。

スピーカーシステム:ソニックス AS-366 ¥41,800×2
プリメインアンプ:トリオ KA-7300 ¥65,000
チューナー:トリオ KT-7500 ¥48,000
プレーヤーシステム:マイクロ DD-7 ¥74,800
カートリッジ:エレクトロ・アクースティック STS155-17 ¥8,700
計¥280,100