テクニクス SB-400, SB-500, SL-40

テクニクスのスピーカーシステムSB400、SB500、アナログプレーヤーSL40の広告
(スイングジャーナル 1971年3月号掲載)

SB500

テクニクス SP-10

テクニクスのターンテーブルSP10の広告
(スイングジャーナル 1971年3月号掲載)

SP10

テクニクス RS-275U, RT-60SG

テクニクスのカセットデッキRS275U、カセットテープRT60SGの広告
(スイングジャーナル 1971年3月号掲載)

RS275U

クライスラー CE-1acII, CE-2aII, CE-5aII, CE-4a, CE-6a, TYPE-1u

クライスラーのスピーカーシステムCE1acII、CE2aII、CE5aII、CE4a、CE6a、スピーカーユニットTYPE1uの広告
(スイングジャーナル 1971年3月号掲載)

CE1

富士フィルム FM

富士フィルムのオープンリールテープFMの広告
(スイングジャーナル 1971年3月号掲載)

Fuji

Lo-D HS-1400W

岩崎千明

スイングジャーナル 3月号(1971年2月発行)
「SJ推選ベスト・バイ・ステレオ」より

 HS1400Wをベストバイとしてここで述べる前に私は少々触れたいことがある。少なくともベスト・バイというなら多くのファンが良いということを認めて来た実績がなければならないからだ。
 冒頭からなぜこのようなことに触れたのか、ベスト・バイという言葉と日立のスピーカーを考えると、あまりにも強烈な印象でHS500が浮び上がってくるからであろう。これは当然のことだと思われる。日立のスピーカーを語る時には、このHS500の存在を忘れるわけにはいかないからである。
 HS500の音は、初めて接した2年半前の暑い夏の昼さがりの蝉の声と共にはっきりと思い出す。AR3と並んだ箱からAR3よりも、もっとすなおな、品位の高い低温がずっしりと深く息づくように出たとき、国産スピーカーということを忘れ、スタート台に立ったばかりの、日立という音響メーカーの底力をまざまざと見せつけられた思いであった。
 このスピーカー・システムは、たった20cmのウーファーが低音を受け持っているが、それはギャザード・エッジという世界初めての新しい技術と途方もないくらい大きなマグネットからなり立っている点で特筆でき、今日でも、その正攻法的なスピーカー設計意図は製品の高品質とともに高く評価できる。
 日立のハイファイに対する姿勢であるローディー、つまり低歪率再生と掲げられた文句はこの時に確立し、その圧倒的な低音の質の良さはこのHS500で確立したといってよい。
 その日立が、今度は高能率の重低音再生に向ったのがHS1400Wである。このHS1400Wはハイファイ界の永久の夢でもある重低音再生という点に技術が新しい方向を創造し、道を切り拓かれたといえる。それはまさに技術であり、独創的に溢れた企画商品だ。
 非常に簡単な計算をしよう。
 40Hzの低音を、1000Hzと同じエネルギーだけ取り出すためには、振動が25分の1ならスピーカー・コーン紙の振動振幅は25倍必要となる。1000Hzで1mm動くとすれば10Hzでは2・5cmも可動振幅範囲を要求される。むろ、こんなに動くスピーカーはない。だから低い音ほど出し難い。
 この出し難いエネルギーを取り出すにはどうすべきか、という点を、今までの音響システムから一切はなれた点からスタートして、HS1400Wは生れ出たのであった。この低音メカニズムを一言でいえば重低音共鳴箱である。
 共鳴箱である以上、どんなパルスが入っても共鳴箱は共鳴しやすい。また共鳴が始まると、共鳴して止まるまでがおそい。その点が、ハイファイ再生という立場からは根本的にずれている、ということを指摘することは難しくない。
 だが実際に重低音を出す楽器は、やはり低音共鳴体に伴っているものだ。ベース、ドラムにしてもそうだし、オルガンやティンパニーならなおさらである。そこで共鳴箱を再生用として使うことはなんら差し支えないということもいい得るのである。
 非常にユニークな共鳴箱型スピーカー・システムは、そのプロフィールも今でになく新鮮だ。そして何よりも嬉しいのは、たった3~4万のスピーカー・システムでありながら、20万、30万のスピーカーシステムに少しもひけをとらならい重低音を楽々と再生する点だ。
 ユニークな独創的システムにふさわしいユニークなデザインをあしらうことにより、ユニークなオーディオ・ファンのリスニング・ルームにおけるユニークな存在となるだろう。

マイクロ MB-300, M-2100, VF-3100, MC-4100

マイクロのターンテーブルMB300、カートリッジM2100、VF3100、MC4100の広告
(スイングジャーナル 1971年3月号掲載)

MB300

マイクロ MR-211

マイクロのアナログプレーヤーMR211の広告
(スイングジャーナル 1971年3月号掲載)

MR211

テクニクス

テクニクスの広告
(スイングジャーナル 1971年2月号掲載)

Technics

オットー DCA-1400, FMT-1400

オットーのプリメインアンプDCA1400、チューナーFMT1400の広告
(スイングジャーナル 1971年2月号掲載)

OTTO

富士フィルム FM

富士フィルムのオープンリールテープFMの広告
(スイングジャーナル 1971年2月号掲載)

Fuji

ヤマハ S-5B

ヤマハのシステムコンポーネントS5Bの広告
(スイングジャーナル 1971年2月号掲載)

Yamaha

ビクター MCA-V7

ビクターのプリメインアンプMCA-V7の広告
(スイングジャーナル 1971年2月号掲載)

MCA-V7

テクニクス SL-40

テクニクスのアナログプレーヤーSL40の広告
(スイングジャーナル 1971年2月号掲載)

SL40

JBL Lancer 101, Olympus S7R, サンスイ SP-3005

JBLのスピーカーシステムLancer 101、Olympus S7R、サンスイのスピーカーシステムSP3005の広告
(スイングジャーナル 1971年2月号掲載)

Sansui1

ソニー TC-9400

ソニーのオープンリールデッキTC9400の広告
(スイングジャーナル 1971年2月号掲載)

TC9400

サンスイ SP-2002, SP-1001, SL-5

サンスイのスピーカーシステムSP2002、SP1001、SL5の広告
(スイングジャーナル 1971年2月号掲載)

Sansui

オンキョー U-5000, U-6000

オンキョーのスピーカーシステムU5000、U6000の広告
(スイングジャーナル 1971年2月号掲載)

U6000

ローテル RA-310, RT-320, RX-240, RX-300

ローテルのプリメインアンプRA310、チューナーRT320、レシーバーRX240、RX300の広告
(スイングジャーナル 1971年2月号掲載)

ROTEL

パイオニア PL-25D

パイオニアのアナログプレーヤーPL25Dの広告
(スイングジャーナル 1971年2月号掲載)

PL25D

ビクター BLA-V7, MCA-V7, MCT-V7, SRP-V7, MTR-15M

ビクターのスピーカーシステムBLA-V7、プリメインアンプMCA-V7、チューナーMCT-V7、アナログプレーヤーSRP-V7、オープンリールデッキMTR15Mの広告
(スイングジャーナル 1971年2月号掲載)

Victor

ビクター TD-694, CCR-660, CHR-250A

ビクターのオープンリールデッキTD694、カセットデッキCCR660、8トラックデッキCHR250Aの広告
(スイングジャーナル 1971年2月号掲載)

TD694

テクニクス SB-400, SB-500, SU-50A, SU-3600

テクニクスのスピーカーシステムSB400、SB500、プリメインアンプSU50A、SU3600の広告
(スイングジャーナル 1971年2月号掲載)

SB500

トリオ KL-4060, KR-4140, KP-4021, KW-4077

トリオのスピーカーシステムKL4060、レシーバーKR4140、アナログプレーヤーKP4021、オープンリールデッキKW4077の広告
(スイングジャーナル 1971年2月号掲載)

Trio

テクニクス ST-3600, RS-275U

テクニクスのチューナーST3600、カセットデッキRS275Uの広告
(スイングジャーナル 1971年2月号掲載)

ST3600