ゴールドムンド Mimesis 21 Evolution

菅野沖彦

ステレオサウンド 137号(2000年12月発行)
特集・「ジャンル別・価格帯別 ザ・ベストバイ コンポーネントランキング863選」より

これはまさにゴールドムンドの音である。硬質で輝かしく精緻だが、決して冷たくない。どこかに、ほんのり甘ささえ感じられる。かつて、この音をクリーミーな音と表現したが、レア・クリームのそれだ。ゴールドムンドのDACのなかでも、これは秀逸な逸品であると感じられた。2点は制約のためで、本当は3点。

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