Author Archives: audio sharing - Page 276

オットー DCA-150X

オットーのプリメインアンプDCA150Xの広告
(スイングジャーナル 1971年10月号掲載)

OTTO

パイオニア T-3300

パイオニアのカセットデッキT3300の広告
(スイングジャーナル 1971年10月号掲載)

Pioneer

ビクター MCA-V5, MCA-V7, MCA-V9, CD4-1, 4MD-1X

ビクターのプリメインアンプMCA-V5、MCA-V7、MCA-V9、4チャンネルデコーダーCD4-1、カートリッジ4MD1Xの広告
(スイングジャーナル 1971年10月号掲載)

victor

ラックス SQ505X, SQ507X

ラックスのプリメインアンプSQ505X、SQ507Xの広告
(スイングジャーナル 1971年10月号掲載)

Lux1

オルトフォン M15, MF15, RMA212, RMA229, フェーン Ionofane 601

オルトフォンのカートリッジM15、MF15、トーンアームRMA212、RMA229、フェーンのトゥイーターIonofane 601の広告(輸入元:オーディオニックス)
(スイングジャーナル 1971年10月号掲載)

ortofon

富士フィルム FG, FM

富士フィルムのオープンリールテープFG、FMの広告
(スイングジャーナル 1971年10月号掲載)

Fuji

オンキョー Integra 725, Integra 733

オンキョーのプリメインアンプIntegra 725、Integra 733の広告
(スイングジャーナル 1971年10月号掲載)

Integra733

パイオニア PL-31E

パイオニアのアナログプレーヤーPL31Eの広告
(スイングジャーナル 1971年10月号掲載)

PL31E

パイオニア SA-50A, TX-50A

パイオニアのプリメインアンプSA50A、チューナーTX50Aの広告
(スイングジャーナル 1971年10月号掲載)

SA50A

ソニー TA-1140

ソニーのプリメインアンプTA1140の広告
(スイングジャーナル 1971年10月号掲載)

TA1140

ソニー TC-6400

ソニーのオープンリールデッキTC6400の広告
(スイングジャーナル 1971年10月号掲載)

TC6400

アカイ GX-220D

アカイのオープンリールデッキGX220Dの広告
(スイングジャーナル 1971年10月号掲載)

AKAI

オンキョー E-53A, U-4500

オンキョーのスピーカーシステムE53A、U4500の広告
(スイングジャーナル 1971年10月号掲載)

E53A

アコースティックリサーチ AR-3a, AR-2ax

アコースティックリサーチのスピーカーシステムAR3a、AR2axの広告(輸入元:フォスター電機)
(スイングジャーナル 1971年10月号掲載)

AR

トリオ KR-2170, KR-5170, KL-2060, KP-2022

トリオのレシーバーKR2170、KR5170、スピーカーシステムKL2060、アナログプレーヤーKP2022の広告
(スイングジャーナル 1971年10月号掲載)

KR5170

レンコ L-75

レンコのアナログプレーヤーL75の広告(輸入元:東亞特殊電機)
(スイングジャーナル 1971年10月号掲載)

L75

ソニー PS-2500

岩崎千明

スイングジャーナル 10月号(1971年9月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より

 今や世界に冠たる日本のステレオ業界は、その隆盛ぶりを誇っているが、そのひとつの現れとして新製品の出ない月はない。毎日のように、どこかのメーカーで新製品発表会が催されている。この秋も、オーディオ・フェアを控えて、またまた多くのメーカーからどっと新製品がファンと関係者の期待と夢をになってくり出されるだろう。
 この秋の新型を予測することは難かしいことではないが、ドル・ショック以来大いにゆれ動くステレオ業界だけに、今後の新型発表のピッチはやはり遅くなることだけは避けられそうもない。今までにもしばしばみられたような、眼を惹くがための商品としてのモデル・チェンジというような姿勢から、実質的な本来の意味の新型へと、商品計画を改めるようにならざるを得ない。逆にいえば、製品の商品としての寿命は長くなるだろうから消費者としては良い商品をじっくり選んで永く愛用するという空気が強められるに違いない。メーカーにとってつらいには違いないがそれはまた好ましいことでもあるのだ。
 さて、こうした眼で今年の新型を考えてみたときに、優良製品として残る71年型オーディオ製品はいったいいくつあるだろうか。このページに採り上げられた数々は、それに対するひとつの答えといえるが、今月紹介する「ソニーPS2500」こそ今年の優秀製品として、今後永くソニー製品としてのブランドをになうべき製品と断言できよう。
 国産オーディオ製品として、ターンテーブルが海外品に劣るという考えは、この3〜4年のうちに急速に解消したが、それでも海外製品より優れた機器となると、やっと今年になって出廻ってきたテクニクスSP10ぐらいなものだ。一般的な製品としてパイオニアのMU41とか、マイクロのターンテーブルなどコストパーフォーマンスとしてはずばぬけた製品であっても、絶対的な優秀さを誇ると断定するにはいささかためらわざるを得ない。
 ソニーの新型プレイヤーは、このためらいを一挙に取除いてしまった。それはまず、ダイレクト・ドライブ機構ターンテーブルにある。このダイレクト・ドライブ機構のアイディアは、電池式かべ掛け時計の廻転機構に発する。だから、それを実際に具体化するのは、メーカーの技術力とその速度にかかっていたわけだ。
 テクニクスが他社にききがけて高級製品の製品化に成功したあと、トランジスタ技術では世界にその名を轟かすソニーがほほ同じメカニズムのターンテーブルを完成したのは、当然といえば当然であった。しかし商品としてみた場合、ソニーのダイレクト・ドライブ・ターンテーブルは、まったく強力な商品であるといえよう。その価格といい、プレーヤーに仕立て上げて同時発売という商品企画と布陣の展開のすばやさといい、ソニーのこの新製品に対す熱意と姿勢は眼をみはるほどだ。
 DD機構のこのターンテーブルは、オーディオ・メーカーの一方の雄…ソニーをしてこれだけの強力な布陣も当然といえる10年ぶりの優秀製品なのである。DD機構そのものについては、すでに優秀性を多く伝えられているので改めて記するまでもない。
 おそらく、10年後は優秀ターンテーブルといえるものは、海外製品を含めて全てこのメカニズムになってしまうに違いない。
 これを組込んだプレイヤーが、アーム付きでなんと59、800円という価格は、まったく信じ難いといえる。
 ただただ難点をいえば、このターンテーブルの驚異的なメカニズムとその性能に対し、アームは数年来の製品を改良したにとどまったものを併用している点である。改良されたとはいえ、このアームの扱い難さに不満をおばえてしまう。

オーディオテクニカ AT-VM35(U)

オーディオテクニカのカートリッジAT-VM35(U)の広告
(スイングジャーナル 1971年10月号掲載)

AT

ラックス LX-77

ラックスのスピーカーシステムLX77の広告
(スイングジャーナル 1971年10月号掲載)

LUX

ナポレックス QA-10

ナポレックスの4チャンネルアダプターQA10の広告
(スイングジャーナル 1971年10月号掲載)

Napolex

サンスイ QS-1, QS-10, QS-100

サンスイの4チャンネルデコーダーQS1、QS10、QS100の広告
(スイングジャーナル 1971年10月号掲載)

QS100

ソニー SLH

ソニーのオープンリールテープSLHの広告
(スイングジャーナル 1971年10月号掲載)

SLH

テクニクス EPC-205C

菅野沖彦

スイングジャーナル 10月号(1971年9月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より

 すべてのオーディオ機器は、今や、趣味嗜好の対象として考えられている。中でも、カートリッジは、ユニバーサル・トーン・アームが普及して、シェルの交換が当然のことになり、あれこれと取換えて再生するという使われ方が定着しているのを見ても、嗜好品としての色彩が濃い事がわかるだろう。本来的にはカートリッジの振動系というのは、アームを支点として動作するものなのだから、アームと一体となって設計されるべきだし、使われるべきものなのである。それが、このような使われ方が一般化したことの理由は、一つに、いろいろな音のするカートリッジがあることによる。それらは、それぞれに正しい設計、周倒な製造がなされながら、個性的な音質をもっていることによるといえるだろう。現在市場にあるカートリッジの変換方法、つまり、レコード溝の振動を拾いあげて電気エネルギーに変える方法にも実に多種多様のものがある。MM型、MC型、IM型、MI型などのマグネチック系の多くのヴァリエインョンに加えて、光電型や静電型、圧電型などがそれである。そして、これらの変換方式のちがいが音質に差をもたらすと考えられたり、あるいは、変換方式のちがいそのものは音質には影響がなく、それぞれの変換方式のちがいによって生じる振動系のちがいが音質をかえると考えられたりしている。私はカートリッジの専門家ではないから断定的なことはいえないが、その両方だという気が体験的にもする。そして、さらに、その両方だけのファクターではなく他にも無数のファクターが集積されて、音質を決定していると思うし、使用材料の物性面まで考えたら、ちがうカートリッジがちがう音を出すことは当然だと思うし、その音のちがいを楽しんで悪い理由は見つからない。とはいうものの、エネルギー変換器としてのカートリッジの理論の追求や、その現実化の理想については明解な目標と手段とがあるわけで、ただ闇雲に、こんな音が出来ましたというのではお話しにならない。現在のカートリッジの改善のポイントは、振動系を軽量化しながら剛性を保つこと、振動系が理論通りに動作する構造を追求することにより機械的歪を減らすこと、電気的、磁気的な変換歪を最少にすることなどに置かれ、各メーカーが、その構造上、材質上、製造上の改善に一生懸命努力をしているのである。
  ここにご紹介する松下電器のテクニクス205Cという新しい製品は、最も新しい技術で振動系を改良した注目すべき新製品である。その特長のいくつかをあげてみると、まず、振動系の主要部分であるカンチレバーが飛躍的に軽量化され、しかも高い強度が維持されていることだ。材質にチタンを使って、これを直径0・35ミリ、20ミクロン厚のパイプ状カンチレバーに圧延加工し、これに0・4ミリグラムという実効質量の軽いソリッド・ダイアモンド・チップを取りつけ、振動系のナチュラルが、きわめて広い周波帯域を平担にカバーし、精巧無比な加工技術で支点とダンパーを構成し、小さな機械インピーダンスでトレース能力を確保、きわめて忠実な波形ピックアップをおこなう。そして、これに直結されるマグネット振動子には高エネルギーの白金コバルト磁石を使い、この優れた振動系の特質をさらに高めている。ワイヤー・サポートにより支点は明確にされ、リニアリティとトランジェントに高い特性を得ている。製品は、全機種に実測の特性表がつけられるというから、カートリッジのようにデリケートな構造をもつ製品に心配されるムラの不安がない。このように、205Cのフューチャーは、テクニクスの高い設計技術と、材質そのものの開発、優れた加工技術が結集したもので、マニアなら一度は使ってみたい気持になるだろう。在来のテクニクス200Cの繊細きわまりないデリカシーと高い品位の再生音に加えて、強靭さと豊かさが加わった音質は最高級カートリッジといってよいすばらしいもので、一段とスケールが大きくなった。歪が少いことは一聴してわかるし、パルスに対するトランジェントのよさは実にクリアーな響きを聴かせてくれた。特性を追求するとこうなるのかもしれないが、私としては、もう一つ熱っぽいガッツのある体温のある音がほしい。それは歪によるものだと技術者はいうかもしれない。しかし私はそうは思わない。それは、たくまずして滲み出る体質のようなものである。この205Cで再生した本田竹彦のトリオの世界はあまりにも美しく透明過ぎた。やや硬質に過ぎた。冷かった。しかし、これはきわめて欲張った話しであって、現時点で最高のカートリッジとして205Cを賛えたい。

パイオニア DN-110S, DN-120S, DN-130S

パイオニアのネットワークDN110S、DN120S、DN130Sの広告
(スイングジャーナル 1971年10月号掲載)

DN130

ヤマハ MS-5B

ヤマハのシステムコンポーネントMS5Bの広告
(スイングジャーナル 1971年10月号掲載)

Yamaha