ラックス SQ707

ラックスのプリメインアンプSQ707の広告
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

Lux

ビクター TD-344, TD-694, CCR-660

ビクターのオープンリールデッキTD344、TD694、カセットデッキCCR660の広告
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

Victor1

パイオニア CS-E900

パイオニアのスピーカーシステムCS-E900の広告
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

CS-E900

スコッチ No.202, No.203

スコッチのオープンリールテープNo.202、No.203の広告
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

Scotch

パイオニア CS-900

パイオニアのスピーカーシステムCS900の広告
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

CS900

オルトフォン M15, SPU-G, SL15, B&W DM3

オルトフォンのカートリッジM15、SPU-G、SL15、B&WのスピーカーシステムDM3の広告(輸入元:オーディオニックス)
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

ortofon

ビクター BLA-V7, MCA-V7, MCT-V7, SEA-V7, SRP-V7, MTR-15M

ビクターのスピーカーシステムBLA-V7、プリメインアンプMCA-V7、チューナーMCT-V7、グラフィックイコライザーSEA-V7、アナログプレーヤーSRP-V7、オープンリールデッキMTR15Mの広告
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

victor

オンキョー Integra 725

オンキョーのプリメインアンプIntegra 725の広告
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

Integra725

サンスイ TAC-505

サンスイのレシーバーTAC505の広告
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

TAC505

ビクター MCA-V7

ビクターのプリメインアンプMCA-V7の広告
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

MCA-V7

マイクロ MR-211, MB-300

マイクロのアナログプレーヤーMR211、ターンテーブルMB300の広告
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

micro

アルテック Santana

アルテックのスピーカーシステムSantanaの広告(輸入元:エレクトリ)
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

ALTEC

フィリップス N2400

岩崎千明

スイングジャーナル 12月号(1970年11月発行)
「SJ選定 ベスト・バイ・ステレオ」より

 フィリッブスの新型ステレオ・カセットN2400が出た,というニュースはEL3312Aを使っていた私を少なからずがっかりさせた。
 というのも、それまで自分のもっていたステレオ・カセットがなんとなく旧式化してしまった気を起させるからだ。これと同じ気持を、多くのフィリップス・ステレオ・カセットの愛用者が感じたに違いない。
 しかし、この新型はたしかに新製品であるが、それは若い新らしい層を、はっきり意識した新商品ということができ、その意味では救われるようだ。
 メカニックな、金属的なデザイン。カチッとひきしまったプロフィルからも感じられるように、この新製品は新らしい音楽ファンを対象として企画されたに違いない。
 重厚さというか品の良さからは一歩遠ざかってデザインは鮮かなイメージを見たものに植えつける。ヨーロッパ調から米国調への移行を感じさせるこの変り様は、そのまま商品の狙いを示しているようだ。
 例えば、REJECTのつまみは、テープマガジンのすぐそばに移されて、少さく、軽いタッチで、軽るやかにふたがあく。ガチャンボンからスーツパッというようにメカニカル動作のイメージも変った。
 今までのピアノ・キー式の操作ボタンも、はるかに柔かく、ストロークも深くなって操作に確実さが一段と増した。それより、なによりも、このキーが、クロームメッキの強烈ともいえる輝きをもったデザインに改められたことだ。丸くくぼんで指頭にぴったり吸いつくような凹型が、デザインのポイントとして、実用性との両頭から大きな特長となっている。
 このメッキされたことにより、表面のよごれだけでなく、損傷からも保護されることとなって、より多くの使用者に対する、より多くの表面的なトラブルのチャンスがなくなっていることを見逃すべきではないだろう。
 加えて、表面パネル、全体のヘアーライン仕上げとのコンビが、メカニカルなデザインと現代調の製品感覚をもたらしていることも新鮮だ。
 再生された音は旧製品にくらべて、一段と高音域のレンジののびを感じさせるが、低音から中音にかけての豊かな音作りが、少しも余分なものを思わせぬ華麗さを持っていて、それがフィリップスのデッキ共通のよくいわれる音作りのうまさのポイントとなっている。
 録音、再生の音の良さは、これはもういままでに事あるごとにいわれ、賛えられてきているが、やたらなレンジの広さを追うことなく、しかもカセットと思えぬ豊かな低音から中音部。スカッとした高音へのつながりのスムースさ。カセットを品位の高いアンプとスピーカーを通す時には、カセットということを忘れさせてしまうほどの音だ。これは、音のバランスというよりも絶対的な歪の少なさがもたらすものであろう。ジャズ独特の力強さとか迫力とかという点で、19センチのオープンリールと互に張り合うことは無理かもしれぬ、しかし歌とか、ハードでないジャズに対してなら、オープンリールに劣ることのない能力をまざまざと知らしてくれる。
 カセットが4chソース・ステレオ時代に、大きくアピールされることはもうすでに約束されているといえる。数年先のその時まで、このステレオ・デッキがあらゆる音楽ファン層の大幅なかなりぜいたくな希望を満たしてくれることは間違いない。このカセット・デッキは、それだけの性能を具えていることはこれを一度使ったものなら誰しも認めるであろう。

パイオニア C-660A

パイオニアのシステムコンポーネントC660Aの広告
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

C660

パイオニア S-55

パイオニアのシステムコンポーネントS55の広告
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

S55

マイクロ M-2100/5, M-2100/6, MC-4100, VF-3100/e-II

マイクロのカートリッジM2100/5、M2100/6、MC4100、VF3100/e-IIの広告
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

M2100

ソニー TC-9400

ソニーのオープンリールデッキTC9400の広告
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

TC9400

パイオニア LE-30

パイオニアのエンクロージュアLE30の広告
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

LE30

フィデリティ・リサーチ FR-5, FR-5E

フィデリティ・リサーチのカートリッジFR5、FR5Eの広告
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

FR5

パイオニア PL-41A

パイオニアのアナログプレーヤーPL41Aの広告
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

PL41

パイオニア CS-E700

パイオニアのスピーカーシステムCS-E700の広告
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

CS-E700

サンスイ SP-150

サンスイのスピーカーシステムSP150の広告
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

SP150

サンスイ SAX-350D

サンスイのレシーバーSAX350Dの広告
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

SAX350

アンペックス AG440

菅野沖彦

スイングジャーナル 12月号(1970年11月発行)
「世界の名器を探る Summit Sound」より

 AMPEXといえばテープレコーダーの王様として有名。泣く子もだまるほどの名声だ。ALEXANDER M.PONIATOFF氏の創設したEXPERIMENTATIONからくるネイミングだということを知っている人はそう多くなかろう。アメリカが第2次大戦の勝利で、ドイツから持ち込んだ磁気録音機をもとにこれを完成させたのが3Mだとも、また、このアンペックスだともいわれている。とにかく、世界的にテープレコーダーを普及させたのはアンペックスで、その信頼性の高いプロ機は、放送局やレコード会社のスタジオにはなくてはならぬ存在となっている。このAG440は同社のライン・アップの最新モデルであって、トランスポートはプロ機としてはきわめてコンパクトにまとめられ、メカニズムは、アンペックスが完成したオーソドックスな3モーター、キャプスタンはダイレクト・ドライブである。このメカの最大の特長は、ヘッド・アッセンブリーを交換することによって、1/4インチ巾のフル・トラック・モノーラルから、2トラック・2チャンネル・ステレオ、さらに1/2インチ巾4トラックまで容易に変化させられることだ。この時、ピンチローラーやガイドは交換の必要がない。また、ちょっとした改造で1インチ巾8チャンネルにも使えるという広いユティリティをもっている。エレクトロニクスはオール・トランジスタ化されプリント基盤による完全なユニット・コンストラクションである。オッシレーター、プレイバック、レコーディングの各アンプが独立パネルのプラグイン式となっている。この機械はもちろんプロ機ではあるが、最近は熱心なマニアで、これを買う人もいるというから驚ろきだ。アンペックスは、コロラドスプリングスでこうしたプロ機を生産し、シカゴのエルクグローヴでテープのプリント、民生機器の生産をおこないヘッドクォーターはカリフォルニアのレッドウッド・シティにある。ミュージック・テープやレコードまでも生産販売するという、今や音響の綜合メーカーに発展してしまった。それだけに同社がより専門色をもっていた時代、その頃の製品を懐しむのは私だけではなさそうだ。

オットー DCA-1400, FMT-1400

オットーのプリメインアンプDCA1400、チューナーFMT1400の広告
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

Otto