菅野沖彦
’81世界の最新セパレートアンプ総テスト(ステレオサウンド特別増刊・1981年夏発行)
「’81世界の最新セパレートアンプ総テスト」より
実際に、この値段を出して買うモノとして、この程度の作り、仕上げでよいものなのだろうか? こう感じさせる製品が海外製には多すぎる。いくら特性が優れていても、音がよくても、これではそれらのよさも生きてこない。人間の感覚はトータルなものだからである。このアンプだけことではないし、もっとひどいものもある。輸入するにあたって考えるべき問題だと思う。技術者の自分用のアンプといった域に止る製品。
音質の絶対評価:7.5
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