プラチナム Solo

菅野沖彦

ステレオサウンド 121号(1996年12月発行)
特集・「ザ・ベストバイ コンポーネントランキング710選」より

 その名の通りプラチナのような存在を感じさせるスピーカーシステム。つまり、抽象的な言い方だが、シックな貴金属のイメージを象徴するような魅力をもつ製品である。小型ながら高密度な内容と高い価値感を感じさせるものだ。かっちりと締まった音の精緻さは見事なものである。しかも生硬さがなく、ヴィヴィッドである。

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