早瀬文雄
ステレオサウンド 90号(1989年3月発行)
「スーパーアナログコンポーネントの魅力をさぐる フォノイコライザーアンプ12機種の徹底試聴テスト」より
独特の外観をもつ同社製ラインアンプPL1000とシリーズをなす製品で、それとの併用が推奨されている。シンプルな抵抗負荷2段差動NF型イコライザーで、初段はデュアルFET構成カスコード接続としている。
ゲイン36dBという数字からもわかるように、入力はMM用端子1系統のみ。一切のセレクター類およびレベルコントロールを省き、回路を単純化することによって、音楽信号の劣化を防いでいる。
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