Monthly Archives: 10月 1971 - Page 2

アカイ M-11D

アカイのオープンリールデッキM11Dの広告
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

AKAI

パイオニア SM-101, SM-3000, SX-515, SX-616

パイオニアのパワーアンプSM101、SM3000、レシーバーSX515、SX616の広告
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

Pioneer

パイオニア CS-3000

パイオニアのスピーカーシステムCS3000の広告
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

CS3000

TDK SD, SD-C

TDKのオープンリールテープSD、カセットテープSD-Cの広告
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

TDK

ラックス SQ503X

ラックスのプリメインアンプSQ503Xの広告
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

Lux

ヤマハ MS-3

ヤマハのシステムコンポーネントMS3の広告
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

Yamaha

Lo-D IA-1000

Lo-DのプリメインアンプIA1000の広告
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

IA1000

サンスイ FR-2060

サンスイのアナログプレーヤーFR2060の広告
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

FR2060

ラックス LX77

ラックスのスピーカーシステムLX77の広告
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

LX77

テクニクス SB-300, SB-500, SU-3100, SU-3400, SU-3600, ST-3100, ST-3400, ST-3600, SL-40, SL-100W, EPC-205C, EPC-260C

テクニクスのスピーカーシステムSB300、SB500、プリメインアンプSU3100、SU3400、SU3600、チューナーST3100、ST3400、ST3600、アナログプレーヤーSL40、SL100W、カートリッジEPC205C、EPC260Cの広告
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

SL100W

Lo-D IA-600

Lo-DのプリメインアンプIA600の広告
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

IA600

アコースティックリサーチ AR-3a, AR-2ax

アコースティックリサーチのスピーカーシステムAR3a、AR2axの広告(輸入元:フォスター電機)
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

AR

ダイヤトーン DS-22B MKII, DS-31C MKII, DS-34B MKII, DS-251, DS-301

ダイヤトーンのスピーカーシステムDS22B MKII、DS31C MKII、DS34B MKII、DS251、DS301の広告
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

Diatone

オーディオテクニカ AT-VM35, AT-1009

オーディオテクニカのカートリッジAT-VM35、トーンアームAT1009の広告
(スイングジャーナル 1971年12月号掲載)

AT

コロムビア PMA-350

コロムビアのプリメインアンプPMA350の広告
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

PMA350

テクニクス RS-262U, RS-270U, RS-275U, RS-715U, RS-720U, RS-732U, RS-736U, RS-740U

テクニクスのカセットデッキRS262U、RS270U、RS275U、オープンリールデッキRS715U、RS720U、RS732U、RS736U、RS740Uの広告
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

RS270U

パイオニア T-6600

パイオニアのオープンリールデッキT6600の広告
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

T6600

パイオニア PL-61, MU-61, MU-3000

パイオニアのアナログプレーヤーPL61、ターンテーブルMU61、MU3000の広告
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

MU3000

マイクロ MR-211, MR-411, MR-611

マイクロのアナログプレーヤーMR211、MR411、MR611の広告
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

Micro

ADC ADC10/E MK-IV

ADCのカートリッジADC10/E MKIVの広告(輸入元:今井商事)
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

ADC

サンスイ SP-LE8T, JBL L44, L77, L88 Nova, L100 Century, Lancer 101, Aquarius4, S99 Athena, Olympus S8R

サンスイのスピーカーシステムSP-LE8T、JBLのスピーカーシステムL44、L77、L88 Nova、L100 Century、Lancer 101、Aquarius4、S99 Athena、Olympus S8Rの広告(輸入元:山水電気)
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

JBL

トリオ KT-8001

岩崎千明

スイングジャーナル 11月号(1971年10月発行)
「SJ選定 ベスト・バイ・ステレオ」より

 もしキミ、お金の糸目をつけずにチューナーを選べ、といったら、おそらく大多数のマニアはソニーの高級チューナーST5000FかまたはこのトリオのKT8001を指名するに違いない。こと、チューナーに関する限り外国製はFM周波数帯域が日本国内と違うため、海外製品が選ばれるというケースはよほど特殊の状態に違いない。
 しかも日本メーカーのチューナーに対する高周波技術は、今や世界の第1級に位しているから、あえて海外製に国産の2倍から3倍の金をはらうマニアはめったにいまい。
 まあ、こう考えてくると、国内市場でトップにランクされるチューナーは世界の市場でも最高ランクの品質をもっているとみて差支えない。つまり、トリオKT8001はまぎれもなく、世界のあらゆる製品中トップに位する高級チューナーであるといい切り得るのである。
 トリオのチューナー技術、FM受信の技術は、それはそのまま日本のハイファイ・チューナーの技術を示し、その発展を示すことを知らぬマニアは少ない。
 その長年のFM技術の一歩一歩の積重ねが、今日最高品質といわれるKT8001を創り上げたのである。
 というのは、トリオは、日本国内においてFM放送がまだテスト電波の時期において、すでに米国市場に数多くのFMチューナーをディーラー・ブランドで輸出していた。これは、おそらくオールド・ワァンなら誰しもがよく知っていた事実であり、61年頃の米国ハイファイ・カタログにはトリオの当時のチューナーとまったく同型の製品をひとちならずみつけることができる。
 米国内のラジオ放送ネットワークが、BCバンドからFMに急速に拡がり一都市に数10局のFM局が林立し、びっしりとFMバンド内を埋めつくしている。この受信には単に混信の問題だけでなく、アンテナ入力において他局の強力な電波による混変調、チューナー自体の局部発振回路からの妨害など、従来、全然考えられ得なかった難問題がつぎからつぎにと続発し、チューナーが高感度であればあるほど未知のトラブルをひとつずつ解決せずには前進できなかったのであった。
 さらにFMステレオの普及によって問題はマルチプレックス回路内にも及び、チューナーが高級化すればするほど、究明解決を要するテーマが山積してくる。
 こうした幾多の試練がトリオのFM技術を作り上げ、それが常に他社の製品にさきがけて新技術を盛り込んだ製品を世に送り出すという見事な成果をあげてきたわけだ。
 このKT8001に採用されている新技術の数々、例えばフロント・エンド(受信同調部)に設けられた局部発振のバッファー回路、集中回路による6素子のクリスタル・フィルターさらにマルチプレックス復調回路のダブル・スイッチングなどは、おそらく早晩他社の高級チューナーにも登場してくるに違いない。技術を舞台とした戦いというものはそういう宿命を常に持っている。しかしあえて私はいいたい。トリオの技術こそ、無からそれらの新技術を開発しだその技術陣の努力こそ、本当の「技術」であり、あとからそれを追いかけ、コピーしたものより常に一歩先んじているに違いないことを。
 開発途中でいくつかの難点にぶちあたり、それを、こまかくひとつずつ突き破っていく、これが見せかけだけでなく技術を土台から創り上げていくのである。つまり、トリオのKT8001と規格特性上はほぼ同じ製品が他社から出ることはもう時間の問題なのだが、しかしその時になっても、トリオのKT8001の存在は、ますますさん然と輝きを増すに違いない。
 トランジスタ・アンプ時代に先駆けたトリオのアンプ陣の、強力なバックボーンとしてトリオのチューナーはますます重要な地位を占めるであろう。
 KT8001はその最頂点の存在を一層明確に築き上げるであろう。

BOSE 901

BOSEのスピーカーシステム901の広告(輸入元:ラックス)
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

BOSE

ナガオカ CALMONIX JN-301

ナガオカのスタイラスタイマーCALMONIX JN301の広告
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

Nagaoka

サンスイ QS-100

サンスイの4チャンネルデコーダーQS100の広告
(スイングジャーナル 1971年11月号掲載)

QS100