Category Archives: スピーカー関係 - Page 103

アコースティックリサーチ AR-2ax

アコースティックリサーチのスピーカーシステムAR2axの広告(輸入元:フォスター電機)
(スイングジャーナル 1971年1月号掲載)

AR

サンスイ SL-5, SL-7, SP-10, SP-30, SP-50, SP-70, SP-150, SP-1001, SP-2002, SP-3005 etc…

サンスイのスピーカーシステムSL5、SL7、SP10、SP30、SP50、SP70、SP150、SP1001、SP2002、SP3005の広告
(スイングジャーナル 1971年1月号掲載)

Sansui3

オンキョー U-5000, U-6000

オンキョーのスピーカーシステムU5000、U6000の広告
(スイングジャーナル 1971年1月号掲載)

U6000

サンスイ SP-3005, CA-606, BA-150, CD-5A, TU-888, SR-4050

サンスイのスピーカーシステムSP3005、コントロールアンプCA606、パワーアンプBA150、エレクトリッククロスオーバーネットワークCD5A、チューナーTU888、アナログプレーヤーSR4050の広告
(スイングジャーナル 1971年1月号掲載)

Sansui2

フォスター G-11, G-33, G-44

フォスターのスピーカーシステムG11、G33、G44の広告
(スイングジャーナル 1971年1月号掲載)

G11

テクニクス SB-400, SB-600

テクニクスのスピーカーシステムSB400、SB600の広告
(スイングジャーナル 1971年1月号掲載)

SB600

JBL Olympus S8R

岩崎千明

スイングジャーナル 1月号(1970年12月発行)
「supreme equipment 世界の名器を探る」より

 ギリシャの神殿「オリンポス」をその名にとったスピーカー・システム、それが米国JBLサウンドの家庭用最高級システム「オリンパス」だ。
 その名の由来を彷彿させる厳しゅくなたたずまいと、優雅な響きは、まさに世界スピーカー・システムの中に厳然たるJBLサウンドを代表するにふさわしいシステムであろう。
 JBL社の代表的システムとして、あるいはオールホーンのレンジャ・パラゴンをたたえる識者や、さらに古くモノーラル時代の絶品ハーツフィールドを推すマニアもいるに違いない。
 そのいずれもが低音ホーンロードのエンクロージュアで、折返しホーンの前者、クリプッシュ・ホーンの後者のいずれもが価格的にオリンパスの倍にも近い豪華システムである。
 しかし、今日のステレオ時代、さらに4チャンネル・ステレオ時代を迎えんとする40年代における代表格としてあえてこの「オリンパス」こそ、それにふさわしいものと断じるのはいささかもためらいを要しないと思う。
 大型エンクロージュアでしか得ることのできなかった重低音は、その数分の1の容積のシステムでも楽々と再生され、ここにこそ常にトップを行くJBLサウンドの技術をまざまざと見ることができるからである。
「オリンパス」のデビューしたときにはそれはバスフレックス・エンクロージュアであった。しかし、現在の低音はJBLのオリジナル製品ともいいうるパッシブ・ラジエーターによって再生される。
 この方式がRCAのオルソン博士によって発表されたのは遠く戦前1936年のことだが、その直後に出たRCAの電蓄を除いては、今まで製品として市場に出たことはなかった。この方式の唯一の成功例がオリンパスであり、さらにそれに続いたランサー・シリーズのいくつかで、すべてのJBLのシステムなのは興味深い事実だ。
 このオリンパスの成功こそJBL社が、以後まっしぐらに家庭用システムでの多大の成果を得るきっかけとなったことからも、また今日のJBLの偉大な存在の布石となった点からも、JBLの代表ともいい得よう。
 オリンパスには2通りある。LE15A+パッシブ・ラジエーターの低音に、LE85+HL91を加えたS7と呼ぶ2ウェイ。
 LE15A+パッシブ・ラジエーターの低音に575ドライヴァー+HL93の中音、075の高音という3ウェイのS8R。
 むろん代表格は3ウェイのS8Rシステムだろう。

トリオ KL-3060, KR-3130, KP-3021, KW-4066

トリオのスピーカーシステムKL3060、レシーバーKR3130、アナログプレーヤーKP3021、オープンリールデッキKW4066の広告
(スイングジャーナル 1971年1月号掲載)

TRIO

サンスイ SP-10, BA-60, QS-1

サンスイのスピーカーシステムSP10、パワーアンプBA60、4チャンネルデコーダーQS1の広告
(スイングジャーナル 1971年1月号掲載)

Sansui

ビクター BLA-V7, MCA-V7, MCT-V7, SEA-V7, MTR-15M

ビクターのスピーカーシステムBLA-V7、プリメインアンプMCA-V7、チューナーMCT-V7、アナログプレーヤーSRP-V7、オープンリールデッキMTR15Mの広告
(スイングジャーナル 1971年1月号掲載)

Victor

コロムビア VS-160, VS-260

コロムビアのスピーカーシステムVS160、VS260の広告
(モダン・ジャズ読本 ’71掲載)

VS160

YL音響 YL-15

YL音響のスピーカーシステムYL15の広告
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

YL15

サンスイ SP-3005

サンスイのスピーカーシステムSP3005の広告
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

SP3005

サンスイ SP-150, SP-3005, AU-888, CA-606, BA-150, TAC-505, SAX-350D, SAX-1000X, TU-888, CD-5A, QS-1, SR-4050

サンスイのスピーカーシステムSP150、SP3005、プリメインアンプAU888、コントロールアンプCA606、パワーアンプBA150、レシーバーTAC505、SAX350D、SAX1000X、チューナーTU888、エレクトリッククロスオーバーネットワークCD5A、4チャンネルデコーダーQS1、アナログプレーヤーSR4050の広告
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

Sansui

ダイナコ A-25

ダイナコのスピーカーシステムA25の広告(輸入元:今井商事)
(ステレオ 1970年12月号掲載)

Dynaco

パイオニア CS-E900

パイオニアのスピーカーシステムCS-E900の広告
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

CS-E900

パイオニア CS-900

パイオニアのスピーカーシステムCS900の広告
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

CS900

オルトフォン M15, SPU-G, SL15, B&W DM3

オルトフォンのカートリッジM15、SPU-G、SL15、B&WのスピーカーシステムDM3の広告(輸入元:オーディオニックス)
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

ortofon

ビクター BLA-V7, MCA-V7, MCT-V7, SEA-V7, SRP-V7, MTR-15M

ビクターのスピーカーシステムBLA-V7、プリメインアンプMCA-V7、チューナーMCT-V7、グラフィックイコライザーSEA-V7、アナログプレーヤーSRP-V7、オープンリールデッキMTR15Mの広告
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

victor

アルテック Santana

アルテックのスピーカーシステムSantanaの広告(輸入元:エレクトリ)
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

ALTEC

パイオニア LE-30

パイオニアのエンクロージュアLE30の広告
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

LE30

パイオニア CS-E700

パイオニアのスピーカーシステムCS-E700の広告
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

CS-E700

サンスイ SP-150

サンスイのスピーカーシステムSP150の広告
(スイングジャーナル 1970年12月号掲載)

SP150

オンキョー E-63A MKII

岩崎千明

スイングジャーナル 12月号(1970年11月発行)
「SJ選定新製品試聴記」より

 私がオンキョーのE83Aをこのページで紹介してから、もう1年以上の月日がたってしまった。
 E83Aはその後、といっても半年ほど前に各ユニットのマイナー・チェンジが行なわれて、セプター・シリーズとなり、E83AMKIIと名も改めた。依然としてスピーカー・メーカーとしての、いゃ、ステレオ専門メーカーとしてのオンキョーの看板製品であることにはかわりない。価格が少々アップしたが、その製品の金のかかり方といい、出てくる音の再生品位のレベルの高さから考えると、今日においても市販スピーカー・システム中で大型システムの5指には入る。お買徳のスピーカー・システムであろう。
 その音は「例」の傑作HM500A中音ホーンを中声部の芯として、ガッツと迫力に富んだ、ヴィヴィッドなサウンドで、ジャズに最も大切な力とアタックのよさは特筆できるオンキョーの力作であった。
 このE83Aの弟分ともいえる製品が今度新たに発表された。E63AMKIIがこの新製品である。
 音は、一聴してE83AMKIIの流れをくむものであることが判るし、この製品ナンバーのE63AMKIIという名称からも判断される。
 このシステムに対するメーカーの姿勢は、看板製品ともいえるE83AMKIIと同じシリーズとして扱うことからも知らされる通り、かなりの自信と、力の入れようを意識させられる。
 このようなことをわざわざ書き記すのは理由のないことではない。音の傾向が同じで弟分的存在でありながら、このスピーカー・システムの中音はホーン型ではないのであ! このことは音を聞いたときには想像だにできなかったことだ。グリルを外して眼前にドーム・ラジエターの中音用をまじまじと見るまでは、まさかこの音がダイアフラム型スピーカーから出てくるものだとは夢にも思わなかったのである。つまり、このE63AMKIIの中音は実にホーン的なサウンドだ。パーカッシヴな音の力強さが、国産のドーム・ラジエターから出るものとはそれまで想像でき得なかったからだ。
 米国のAR3が出たとき、中音、高音にドーム型ラジエターをつけていたことで注目され、同じくエンパイアのグラナディアにも同型式の中高音がついた。その後、米国のブック・シェルフ型スピーカーの中音にドーム・ラジエターをそなえたものが多くなるにつれ、その効果と特性の優秀性が最近日本でも注目されてきた。
 AR社のシステムの優れた音響特性の多くは、この中高音の指向性と過渡特性のよさに支えられていることが判る。日本にもこれと同じ型式のスピーカーが使用されたシステムが最近急激に増えてきた。
 パイオニアのCS10の3年前のデビューをかわ切りに、この所いくつかを聞いたが、はっきりいって、このドーム・ラジエター型中音スピーカーには共通といってよいほどの物足りなさを感じた。それは「中音域の品のよさ」という、言葉で粉飾されているが、力のなさというかエネルギー不足である。
 ジャズのように楽器のエネルギーを直接ぶつけられるような状態を再現する場合には、この中音エネルギーの不足は、それが軸上正面上の特性ではフラットな音響特性であっても、かなりの物足りなさを私が強く感じたようにジャズ・ファンの多くに与えるに違いない。
 オンキョーのE63AMKIIによって、私はこのドーム・ラジエターに対する不満感を完全にくつがえされたのである。
 それは従来、ホーンからのみ得られるとされていたサウンドを、このE63AMKIIのドーム・ラジエターが楽々と再生し得るのを知ったときであった。
 5万円近い価格は、ブック・シェルフ型としては安いものではないかも知れない。しかし、このアタックの切れの鋭どさが、中音の分厚い音とが同じスピーカーから出るのを知ればE63AMKIIの存在が大へんな価値を持っていることを認めない者はいないだろう。
 E83Aに対しておくった賞賛に倍する柏手を、このE63AMKIIに対しておくることに、ピーターソンの「ハロー・ハービー」を聞きながら、私は少しのためらいもないことをつけ加えておこう。

シグマ SG-40S, SG-80S, SG-300S, SG-400S, SG-700S

シグマのスピーカーシステムSG40S、SG80S、SG300S、SG400S、SG700Sの広告
(ステレオ 1970年12月号掲載)

Sigma