Category Archives: 国内ブランド - Page 142

ラックス SQ707, SQ700XD, WL717, WL700D

ラックスのプリメインアンプSQ707、SQ700XD、チューナーWL717、WL700Dの広告
(スイングジャーナル 1972年11月号掲載)

サンスイ QD-5500S, SD-3030

サンスイのオープンリールデッキQD5500S、SD3030の広告
(スイングジャーナル 1972年11月号掲載)

ローテル RX-150, RX-200A

ローテルのレシーバーRX150、RX200Aの広告
(スイングジャーナル 1972年11月号掲載)

ビクター CCR-666, CCR-667, CCR-668, JX-51

ビクターのカセットデッキCCR666、CCR667、CCR668、アクセサリーJX51の広告
(スイングジャーナル 1972年11月号掲載)

Lo-D HS-1400WA

Lo-DのスピーカーシステムHS1400WAの広告
(スイングジャーナル 1972年11月号掲載)

TDK SD

TDKのカセットテープSDの広告
(スイングジャーナル 1972年11月号掲載)

ヤマハ CA-700

ヤマハのプリメインアンプCA700の広告
(スイングジャーナル 1972年11月号掲載)

マイクロ MR-211, MR-411, MR-611, MR-711

マイクロのアナログプレーヤーMR211、MR411、MR611、MR711の広告
(スイングジャーナル 1972年11月号掲載)

ニッコー R-2000, TRM-300, FAM-300

ニッコーのレシーバーR2000、プリメインアンプTRM300、チューナーFAM300の広告
(スイングジャーナル 1972年11月号掲載)

フォスター GZ-75 SK, GZ-75 BK

フォスターのスピーカーシステムキットGZ75 SK、GZ75 BKの広告
(スイングジャーナル 1972年11月号掲載)

トリオ KL-30, KR-4200, KP-3021

トリオのスピーカーシステムKL30、レシーバーKR4200、アナログプレーヤーKP3021の広告
(スイングジャーナル 1972年11月号掲載)

サンスイ FR-3060

サンスイのアナログプレーヤーFR3060の広告
(スイングジャーナル 1972年11月号掲載)

ビクター SX-3

菅野沖彦

スイングジャーナル 11月号(1972年10月発行)
「SJ推選ベスト・バイ・ステレオ」より

 SX3というスピーカー・システムは今オーディオ界で大きな話題となっている。あれこれとスピーカー・システムをつくり続けて来たビクターの初のヒットといっても過言ではないだろう。音響機器専門メーカーとしてのビクターの伝統と実力が実ったという観が強い。もっとも、今の話題の半分はこの製品の優秀性で、あとの半分は製品が足りなくてオーダーして数ヶ月も待たされるといった不満である……。こうなると、ますます欲しくなるのが人情で、SX3を渇望するマニアの数はどんどん増えているらしい。
 SX3の生産が追いつかないということは、このスピーカー・システムの本質と、あえてそうした製品をビクターのような大きなメーカーがつくった意義とを説明することにつながるのである。つまり、このシステムは、たいへん手のこんだ作業を要する手造りの性格が強いのである。オーディオ機器が通り一辺の理論と設計技術と生産技術では、最高の製品たりえないということは私が常々いっていることなのだが、このシステムはそうした常識を超えた製作者の音への執念と情熱、そこから発した多くのアイディアと実験に裏づけされた試行錯誤、それを一つの完成度の高い製品にまとめる、高い技術が生きているようである。このスピーカー・システムの生みの親は同社のスピーカー技術の中核である林正道氏だが、林氏のスピーカーづくりへの情熱は並々ならぬものである。しかし、今までは、正直なところ、氏の情熱と探求の努力、技術の蓄積は多とするが、それがスピーカーの音として私たちを説得するまでには至らなかった。氏の独得のねばりは、今までの不評によく耐えて、謙虚にそして入念に、幾度かスタート・ラインへもどって音響変換器としてのスピーカー、音楽を奏でるスピーカーという二つの性格を正しく把握して、このSX3を生みだしたといえるだろう。と同時に、こういう人間の自由な創造性を暖かく保護し、開発に余裕を与えたビクターという会社もほめられてしかるべきであろう。こういう体質がなくてはオーディオ・メーカーとして、これからの時勢を乗り切っていくことはできないといっても過言ではない。技術は人間の積み重ねてきた体系的所産であるが、それは常に発想に触発されて前進すべきものである。発想は創意という、人間が神から与えられた偶発的な要素の濃いもので、すべての創造の基盤となる。すばらしい発想は優れた才能と、その才能を開花させる環境から生れるものだと思うのだ。音そのものはもとより、人間のつくり出したスピーカーという変換器ですら、そのすべてが解析されてはいない複雑な要素からなるものだから、これに既成の理論と技術だけで当っていては、できる製品はたかがしれているというものである。
 SX3の随所に見られるアイディア、豊富な実験から得られた新しい前向きのオリジナリティは、こうした私の考え方からして高く評価できるものなのである。しかし、そうした姿勢があるだけで、よいものができるわけでもないし、またSX3が最高のスピーカー・システムというつもりはない。
 SX3はやはり、メーカーに利益をもたらす商品として生み出されたものだから、そこには多くの制約も妥協もある。小型(実際上は中型といえるが)ブックシェルフ・システムという市場でもっとも人気のある形態、3万円を切る小売価格などという商品としての条件の中でつくられたものであることは当然で、その結果、強烈な音響再現を可能にする大型システムや、そうした音を要求する音楽には自ずから限界はある。しかし、この範囲での製品としてトップ・クラスのものであることは保証する。25cmウーファーとソフト・ドーム・ツィーターの2ウェイ。手のこんだ材料と工作によるシステムとしての念入りなアッセンブルは非常に豊かでリアリティのある低音をベースに、スムースで奥行のある中高域とステレオフォニックなプレゼンスを再現してくれるのである。

ラックス SQ503X, SQ505X, SQ507X, WL500

ラックスのプリメインアンプSQ503X、SQ505X、SQ507X、チューナーWL500の広告
(ステレオ 1972年11月号掲載)

Lux1

オーディオテクニカ AT-VM35, AT-VM35F, AT-1009

オーディオテクニカのカートリッジAT-VM35、AT-VM35F、トーンアームAT1009の広告
(ステレオ 1972年11月号掲載)

AT-VM35

マランツ Model 3300, Model 500

マランツのコントロールアンプModel 3300、パワーアンプModel 500の広告
(ステレオ 1972年11月号掲載)

marantz

東芝 PT-490

東芝のカセットデッキPT490の広告
(ステレオ 1972年11月号掲載)

PT490

ダイヤトーン DS-24B

ダイヤトーンのスピーカーシステムDS24Bの広告
(スイングジャーナル 1972年11月号掲載)

パイオニア SA-910

パイオニアのプリメインアンプSA910の広告
(スイングジャーナル 1972年11月号掲載)

パイオニア SA-910

パイオニアのプリメインアンプSA910の広告
(ステレオ 1972年11月号掲載)

SA910

東芝 SB-300, SB-404, ST-500

東芝のプリメインアンプSB300、SB404、チューナーST500の広告
(ステレオ 1972年11月号掲載)

SB404

ケンクラフト GT-810

ケンクラフトのチューナーGT810の広告
(ステレオ 1972年11月号掲載)

kencraft

パイオニア TX-910

パイオニアのチューナーTX910の広告
(ステレオ 1972年11月号掲載)

TX910

ビクター CCR-667, CCR-668, JX-51

ビクターのカセットデッキCCR667、CCR668、アクセサリーJX51の広告の広告
(ステレオ 1972年11月号掲載)

CCR668

マイクロ MX-1

マイクロのヘッドフォンMX1の広告
(ステレオ 1972年11月号掲載)

micro